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カテゴリ:数学・サイエンス
中学生の数学シリーズ④。お話は集合とか実数とか、以前聞いた話から始まります。そして不等式の話を経て、いよいよ方程式。普通の一次方程式と連立一次方程式、二次方程式の解説です。
この巻のほとんどは中学数学の復習で、中学時代そこそこ数学ができていた人にとってはそれほど難しいものではありません。ただ、一次関数とグラフの関係、係数と傾きとグラフの書き方は一応、押さえておいた方がいいでしょう。それは別にこの本でなくてもかまわないと思いますが、例題や練習問題に沿って解いていけば、エクササイズにはなります。 二次関数も同様です。この場合は傾きではなく、頂点と係数と座標軸との接点が重要です。ただ、y軸との接点は必ずありますが、x軸とは交わらないときもありますので、注意が必要です。いわゆる虚数解のことですが、二次方程式の解の公式や判別式はともかく、本書でガウス平面とか、複素数の概念まで扱っているのは驚きでした。昔の中学生、恐るべし。 今だとこんな本があります。 かずお式中学数学ノート 12 中3 二次方程式・二次関数 / 高橋一雄 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.11 11:32:46
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