財布を拾ったのだという。
中身を見ると現金はたいして入ってないが、免許証がある。
拾ったのはすぐそこの電気屋だそうなので、お客さんにいないか聞いてみた。
いない。
小学生もどうしていいかわからないらしいので、一緒に交番に行くことにした。
場所は知っているかと聞くと、知らないという。
徒歩の旅が始まった。
道中のことは省略。
交番は幸い、開いていた。
小学生の父親と間違えられた。
そんなに若くはないのだが。
遺失物届はお巡りさんが書いてくれた。
情報をいろいろ引き出す手助けをする。
落し物が落し物だったので、書類作成中に落とし主から電話があった。
小学生の素直な善意の成果が、目の前で現れた。
よかった、よかったと年の暮れに思ったことであった。
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Last updated
2022.12.31 23:54:31
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