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2010/12/19
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カテゴリ:環境問題について
katuyama01.jpg


12月17・18日、社員旅行に行ってきました。
ただし、金曜日は研修も兼ねてということで、会社も休業にして出かけており、お客様にはご不便をおかけいたしました。

今回の研修は、岡山県真庭市の「バイオマスツアー」でした。
しばらく、それに関連して思ったことをつらつらと書き連ねてみたいと思いますので、よろしくお願いします。

写真は、真庭市勝山を流れる旭川。
真庭市は鳥取県との県境にあり、中国山地のど真ん中と言ってもいい場所です。
写真の奥に見える山々は中国山地。
川をさかのぼると、湯原温泉を経て、ジャージー牛乳で有名な蒜山高原へと続きます。
その向こうはもう大山です。

県境の蒜山を源流とする川の水は、真庭市の中心部である勝山を通り、岡山市まで流れています。
この勝山は今なお昔ながらの街並みを残しており、岡山県で初めて「町並み保存地区」に指定された町です。
かつては、瀬戸内海から高瀬舟が、塩などの物産を持ってここまで遡り、木炭や木材などの物資を岡山に運んでいたようです。
この勝山は、美作の国の物資の集散地として発展した町なのでした。

が、産業構造の変化、鉄道の発達などにより山間の町も過疎の一途をたどります。

真庭市は勝山を含む近隣の9町村が合併してできた市です。
その民間の有志が集まって「21世紀の真庭塾」を発会。
山間の過疎の町を子供たちに誇れる町にしようとしてできたのが「バイオマスタウン構想」でした。

この真庭エリアは古くから林業の町でもありました。

さて、本日のお題は、「水はどこから来るか?」
答えは山からということになりますが、それは正確ではありません。
もっと正確に言えば、「森」からというべきでしょう。

実は、社員旅行のバスの中で読もうと、一冊の本を持って行きました。
それは「環境問題とは何か」という新書の本です。
ちょうどバスの中で読み終えましたが、その内容と今回の研修の内容を考え合わせてみて、いろいろと考えるところがありました。
本の著者は富山和子さん。

山間の町を流れる川。
少し山に入ればどこにでもある風景だと思います。
雨がしばらく降らなくても、川の水は枯れることなく流れています。
だからこそ、川には豊かな生態系が生まれます。
この川が干上がったり、大水で土砂を押し流したりを繰り返していたら、そこには豊かな生態系は生まれないでしょう。
「当たり前」に流れている川の水。
しかし、その当たり前が決して当たり前でないということを知る必要があります。

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Last updated  2010/12/20 07:50:27 AM
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