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2021/04/23
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レポートの1はこちらです。
⇒​OLD ASHIBA(杉足場板古材)を考える 1 「味がある」のか「汚い」のか

この写真は、使い古した杉足場板を桟積したものを、切り口側から写したものです。
切り口側(木口)には、いろんな色のペンキが塗られていますが、これは、足場板の所有者を現す「識別色」。
杉足場板は建設現場で、職人さんたちが作業するための「足場」として使用されます。
建物を建てる時、最終的には残らないけれども、建築中に作業するために使用される材料を「仮設材」といいます。
「仮設材」は、建設中しか使わないものなので、工事期間中だけ「借りる」というシステムが一般的。
「杉足場板」も仮設材なので、現役の間は、いろんな現場を転々とします。

現場には、いろんなリース会社からいろんなものがリーズされていますので、どこからリースされたものかが一目で分かるようにする必要があります。
それが「識別色」です。
各リース会社で、固有の色を識別色にしているので、はっきりした分かりやすい色が多く、いろんな色を並べるととってもカラフルではあります。
そのカラフルさを利用して、2011年のイベント(TOKYO DESIGNERS WEEK)では、こんな展示もしていました。

新品の杉足場板はこんな感じ。

小口には、「波釘」といわれる、長さ30ミリ弱の金具が打ち込まれています。
木材というのは、木口から割れてきやすいので、波釘を打って開かないようにしてあります。

【WOODPRO】の旧社名は、【住建リース】で、杉足場板のリースを本業としていました。
今でも「リース業」はしており、杉足場板の識別色は「紺」です。
ということで、2013年には、こんなシュールなセット撮影も行いました。

建築現場を転々として活躍した杉足場板ですが、職人さんの安全な作業を守るものだけに、現役期間も3年~5年。
かつては「産業廃棄物」として処分されていたのですが、今は、各地から回収して、「味のあるインテリア素材」として再生利用されています。
いろんな現場で使われてきたものなので、正直なところ、素性は分かりません。
いろんな使われ方をしているので、痛みの激しいもの、そうでもないもの、ペンキや油の付着したもの、たくさんのビスが打ち込まれたもの、錆がたくさんついたもの、日焼けしたもの、日焼けしていないもの、腐ったもの・・・・。
「回収」するのは簡単でも、それを再利用することはなかなか大変です。

3 に続く・・・・
⇒ ​3





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Last updated  2022/10/05 08:04:33 AM
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