カテゴリ:元気なうちから「人生会議」を
取材を通じて親しくなった病院外来に勤務する看護師さんから、
初診の80代の患者さんから、 「人生会議というものをやっていただけますか」 と尋ねられて答えに窮した、との話。 どう答えるべきか、医師に返事をお願いした方がいいのか……。 答えあぐねていると、 「リビングウイルでも書いてきた方がいいですか」 とさらに聞かれ、「そうですね」 と答えてしまったが、よかっただろうか、と。 「人生会議」とは「アドバンス・ケア・プランニング」のこと。 「もしものときのこと」を患者本人と家族、 そこに医師ら医療スタッフも一緒になって話し合っておくことです。 ⇒人生会議(ACP)は元気なうちから何度でも 患者本人の意思に沿った終末医療・ケアをするのが狙いですから、 まずは本人が自分の意思をはっきりさせておくことが大切です。 その意味で、リビングウイルを第一歩とするのも悪くないと思い、 「次回受診時に書き留めたリビングウイルを持参してもらい、 それをもとに話を進めていけばいいのではないかしら」 と答えたのですが、いかがでしょうか。 ⇒「リビングウイル」で準備は万全だろうか 深刻になりがちな話では、飴(ブドウ糖)でも舐めて脳に栄養を!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.11 09:03:39
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