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テーマ:家を建てたい!(9815)
カテゴリ:家のメンテナンス
輸入住宅の造り付け収納によく用いられるのが、 バイフォールド・ドア(Bifold Door)。 開閉する為のドアのガイドレール(Track)が、ドアの上枠に 付いているので、床にレールや敷居もなくバリア・フリーを 実現出来るのも魅力です。 ただ、長い間使っていると、写真のようにドアを吊り込んでいる 部品が緩んで、ドアの位置がずれてきて調整しなければ いけなくなります。 放っておくと、ドアや枠、その他の部品を傷つけたり、 破損させたりしますが、メンテナンスの方法が分からないという ユーザーも多いと思います。 そんな方の為に、NET講座を行いたいと思います。 いろいろなメーカーが、様々なデザインの部品を使って バイフォールド・ドアのセットを作っていますが、基本構成は どこもほぼ同じと考えていいでしょう。 そこで、まずは標準的な部品構成の図をご覧下さい。 トラブルの多くは、Trackと呼ばれるトップ・レールに 差し込まれる2種類のTop Pivotと吊元の床に取り付けられる Bottom Pivotの辺りで起こります。 今回は、一番最初に紹介した写真のトラブルについて 解説することと致します。 下記写真の中央に写っている部品を、top pivot bracketと 呼びます。 この部品にあるボルトを回して、折れ戸の上の端(上吊元)の 位置を調整したり、固定したりします。 この部品を上枠のガイド・レールに差し込んで取り付けます。 写真を見て頂くと分かりますが、固定用ボルトには 固定用ナットが付いており、このナットをレールの中に かませてボルトを締めれば、top pivot bracketが 自由な位置で固定出来る仕組みです。 そこに、写真のtop pivot bracketの右に写っているピボット (白いプラスチックが付いた棒状の部品)をtop pivot bracketに 開いた穴に差し込めば、折れ戸の上部が固定されます。 今回のトラブルは、ボルトが緩んで折れ戸が自由に動く状態と なり、ドアが正しい位置で固定されなくなったのが原因です。 つまり、top pivot bracketの位置を元の場所に戻してやれば 簡単に解決する問題です。 同様のことは、下吊元のBottom Pivotが差し込まれている Jamb Bracketでも起こります。但し、この場合は、 Jamb Bracketを触るのではなく、Bottom Pivotの差し込み位置 を調整します。 簡単な仕組みですので、部品を確認して固定をしてみましょう。 pivotを固定する位置は、折れ戸のもう片側のpivotの位置や 別の部屋のバイフォールド・ドアを参考にして下さいね。 不明な点は、ご質問下さい。また、メンテナンスがご自身で 出来ない人は、お問い合わせ下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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古い建具だったので、修理方法がわからず、困っていました。画像で検索しこちらにたどり着き、外れてしまった戸の修理が出来ました。ありがとうございます。
(2014年06月08日 01時00分33秒)
> あまたゆさん
それは、よかったですね。こういうことは、なかなか教えてもらえないですもんね。NETで何でも分かる時代って、本当に便利です。輸入資材のことでお困りの際は、また見にいらして下さい。 (2014年06月08日 09時43分51秒)
こちらのページのおかげで、簡単に修理できました。ありがとうございました。ここ数か月の悩みが解消され、スッキリしました。
(2015年01月04日 14時39分36秒)
> ヨッシーさん
それは、よかったです。なかなか輸入住宅のバイフォールド・ドアを日本語で解説したサイトはないでしょうから、また何かわからないことがあれば、相談下さい。 (2015年01月04日 21時08分29秒) |