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テーマ:家を建てたい!(9745)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
20年くらい前、設計士がデザインした在来工法の家に、こうした コーナー出窓が施工された例は結構多かったように思います。 こちらも少し奇抜なデザインを狙った高級住宅であったと思いますが、 ウェザーシールド社製のアルミクラッド・サッシの木枠や出窓の 木製カウンターが腐ってきていました。 よく見ると、建物から出っ張った部分が重力で少し下がってきて いるのか、サッシの建具とサッシ枠との間の隙間が徐々に大きく なってきています。 また、タイル張りの外壁部分にもヘアークラックや目地割れの ようなものも見受けられます。 この場合、出窓自体がその重さで下がってきて、サッシと躯体との 間に隙間が生じて雨水が侵入したのか、それともサッシ自体に 雨水が侵入するような隙間が生じて、それが窓の下枠を腐らせて サッシが下がってきたのかが原因だと思います。 このコーナーの部分に使われているサッシは、開閉しないはめ殺しの サッシですから、開閉によって雨が入り込むようなことはない でしょうから、出窓自体の下がりが原因である公算が高い気がします。 ただ、気密パッキンのウェザーストリップも相当劣化していますから、 これも雨漏りの原因の一つかも知れません。 もしかしたら、そういう処からアリのような虫が入って悪さを起した ということも考えられます。 何れにしても、出窓をジャッキ・アップして正常な位置に戻すことと 輸入サッシの防水や調整が必要であることは間違いありませんね。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年04月03日 12時03分55秒
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