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テーマ:家を建てたい!(9932)
カテゴリ:家のメンテナンス
福岡県のお客様からご依頼頂いた商品の一部が北米から到着しました。 サーティンティード(CertainTeed)社製のケースメント・サッシ用に 取り寄せたウィンドウヒンジなんですが、同じ向きのものが2本 あります。 私が注文したのは、ウィンドウヒンジを1ペアなんですが、普通の人は 「何が変なの?」と思うかも知れません。 このウィンドウヒンジは、開き窓の上下に取り付けられて、建具を 窓枠から外れないように支えたり、開閉する際には建具が上下同じだけ 動くようにする大切な部材です。 窓枠の上枠と下枠にそれぞれを同じ側(右なら両方右)に装着しますから、 開き勝手は逆さまでないと取付けが出来ません。 ですから、一見同じものが2つで1ペアと思いがちですが、左右の勝手が 違うものが1つずつで1ペアとなるのが正解です。 (もし分からなければ、ご自宅の輸入サッシを見てみると理解出来ますよ) こういう単純な出荷ミスは、貿易の取り扱い業務では頻繁に起こります。 出荷担当の外人のおっちゃんたちは、決してエリートではありません。 また、サッシを修理したこともないような人たちですから、1ペアと 言ったら同じものが2つと考えてしまうんでしょうね。 私たちは慣れていますから、どんなにたくさんの商品が入荷しても、 いちいち袋や梱包を開けてすぐにチェックしますが、人がいい普通の 日本人は箱をそのままにしていざ修理作業をする時に開封します。 そうなると、遠くまで出張修理に来たなんて時は、修理出来ずに 帰っていくしか方法はありませんから、多くの修理会社は近隣しか 仕事を請けないという考えになってしまいます。 遠くのお客様の処でも出張費をお出し頂ければ、修理に伺いますという 私たち ホームメイドのポリシーは、結構大変な覚悟が必要だということを お分かり頂けますでしょうか。 頼むリスクもありますが、頼まれるリスクもありますから、こんな 面倒で大変な仕事をやれる人間は、日本にどのくらいいるでしょうか? (再手配のリカバリーも全て英語でのやりとりですから、住宅メーカーや 工務店のおやじでは難しいでしょうね) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年10月25日 18時11分52秒
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