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テーマ:家を建てたい!(9814)
カテゴリ:家のメンテナンス
京都府のお客様のおうちで、MBF製の上げ下げ窓のバランサー交換を 行いました。 横に長い少し大きめのサッシで、開閉する建具の重量も8kg近くありました。 通常付けられているコイルバランサーは、両サイドに1個ずつなんですが、 それだけでは建具を持ち上げられないことから、バネを上下に2個連結させた タンデム型のコイルバランサーがそれぞれ装着されています。 (3個のものもありますが、まだ日本では見たことがありません) バランサーを交換する為に使うサッシ・フレームを無理矢理広げる エキスパンダーという工具は、バランサーの高さに合わせて2個使いますが、 タンデムとなると工具同士の距離が広くなり、フレームを広げてもその 中央部は思った程広がりません。 ですから、通常よりも更にフレームを広げなければならないのですが、 あまりやり過ぎるとフレームが割れてしまうリスクもあり、慎重な作業が 求められます。 バランサーは、吊り上げる建具の重量と建具の高さによって、強度と 内蔵されたバネの長さが変わってきます。 今回も無事にコイルバランサーの交換が完了しましたが、現場によって 常に状況が違いますから、作業には細かな観察と気遣いが必要です。 そうそう浴室は水分や湿気が多いですから、ステンレス製のバネでも 劣化して切れてしまいます。 コイルバランサーは、15年くらいで新しいものに交換したいものですね。 最後に、ガラスの周囲に水が入らないように防水処理を行って、作業は 終了しました。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年11月30日 18時44分38秒
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