|
テーマ:家を建てたい!(9817)
カテゴリ:自然素材・摂理を考えた施工
愛知県の輸入住宅にお住まいのお客様から、家が雨漏れしているという ご相談を随分前に伺いました。 それから音沙汰がなく、新築を担当した業者さんに直してもらった のだろうかと思っていましたら、年明け早々久し振りに連絡を頂きました。 その業者さんにお願いして、室内に雨水が漏れてきている外壁ラインの 石膏ボードを外してもらったようです。 写真がその様子ですが、中にあった黄色いグラスウール断熱材を外した処、 床部分に寝かす形で入れてあった2x4材が真っ黒になっています。 ただ、外壁に張ってある構造用耐震合板はきれいなままですから、 外壁そのものから雨漏れをしている感じではなさそうです。 こちらのおうちは、外壁をコの字に高く立ち上げ、その内側に屋根を 囲う形で施工しているという特殊な形状をしています。 いわゆる軒という部分がない構造なばかりか、雨水が屋根に溜まりやすい という弱点を構造的に持ち合わせているという感じです。 ですから、もしかしたらこの木の腐りは、屋根から直接その下にある 柱材を伝って床部分に溜まってしまったということかも知れません。 恐らく新築された業者さんが、このトラブルを修復されるのだろうと 思いますが、修復前に構造自体を違うものに変えなければ、また同じ 問題が発生するだけですし、その上で屋根や外壁を全て剥がすとなると、 建築費高騰の昨今では高額な修理費となる可能性は否めません。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年01月14日 16時12分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[自然素材・摂理を考えた施工] カテゴリの最新記事
|