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テーマ:家を建てたい!(9761)
カテゴリ:家のメンテナンス
愛知県のお客様から、輸入の玄関ドアのガラス交換についてご相談を頂きました。 輸入ドアのメーカーはよく分からないようですが、デザインからすると 昔よく取り付けられていたメソナイト(Masonite)社のような気がします。 ドアの表面にはファイバーグラスのパネルが張ってあり、ガラスは強化の ペアガラスになっています。 その為、ガラスはバットのような鈍器で叩いても全く割れませんが、 一旦割れるとご覧のように蜘蛛の巣状に細かくヒビが入ってしまいます。 お客様は、ペアガラスの外側の割れたガラスだけを交換して欲しいという ご要望でしたが、ペアガラスはスペーサーでピッタリと接着されて 気密を保つように作られていますから、割れたガラスだけを剥がして 交換するということは出来ません。 ですから、ペアガラスそのものをドアから外して交換することとなる のですが、接着剤や防水材がベッタリと周囲に付いていますから、これが 結構大変なんです。 まずは、ガラスの周囲のガラス押え(押縁)を外して、ペアガラスが全て 露出した処で、厚みを含めたガラスのサイズを計測しないと新しいペア ガラスが製作出来ません。 ですから、実際の交換の際も作業が大変ですが、その前の寸法調査をする時も 手間や時間が掛かります。 交換する際にも雨が入らないように雨仕舞をしっかりしないといけませんので、 如何に適切な防水・気密処理をするかが大切です。 ただ、古い輸入ドアの場合、重さでドアが下がってきているという不具合も あるかも知れませんので、その場合はヒンジを交換してドアの建て起こしも 調整するなど追加の仕事も必要かも知れません。 そういう面倒な仕事は、私共にしか回ってこないでしょうが、敢えて そういうことを率先してやるのが、私たち ホームメイドです。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年05月12日 20時09分41秒
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