「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」の民家と赤ちゃん体験
Freiburg, Kappel posted by (C)solar08いろいろ落ち着かなくて、ブログにはすっかりごぶさたしています。夏のヴァカンス期間が始まる前の時期は、食事への招待とか小さな集まりが集中するみたいで、よそのお宅で「ただ飯」をご馳走になる機会が多くて・・・。ベルリンに住む娘家族がフライブルクにしばらく滞在していた機会に、娘夫の両親の家にもお呼ばれしました。娘夫の両親もフライブルク市内に住んでいますが、町の中ではなくて、東南端にあるカッペルという地区のさらに端、タクシーだと運転手さんが「この先には家はないよ」などと言いそうな、自然のまっただ中、山のふもとに住んでいます。黒い森の伝統的な農家を改造した家です。Freiburg, Kappel posted by (C)solar08家もお庭も広くて、庭は野菜や花でいっぱい。うらやましいけれど、一方では町の中心からトラムとバスを乗り継いで30分以上かかる不便さもあります。前にも書いたことがありますが、この家はアンティーク家具や食器の宝庫Freiburg, Kappel, Wohnzimmer posted by (C)solar08ご先祖から受け継いだ家具や食器を大切に使っているのがうかがえて、そういうものがない(もともとそんなにないし、そもそもドイツまでは持ってこれなかった)私は、ちょっとうらやましくなります。ランチは↑のレンズ豆のサラダに続いてKalbsbraten posted by (C)solar08子牛のローストにオリーヴ入りのソース、フェンネルとニンジンの煮物、ローストポテト娘の義父さんも、娘夫と同じくお料理がおとくい。彼の作品のようです。デザートは娘夫が、我が家で焼いてもっていったブルーベリータルト。ところで、今回はじめて、娘のスイカのようなお腹からすごい時間をかけて出てきた桃太郎に会いました。誕生から、もう二ヶ月たってしまいました。久しぶりに赤ちゃんという存在に数日間、接してみて、やっぱり感動しました。赤ちゃんの香りとか(娘が赤ん坊だった時代にそっくりな匂い)、こわれそうな心もとなさとか、一心に乳を飲み、一心に泣き、一心に体をつっぱる姿とかね。笑顔を見せられると、ついメロメロになりますね。あんまり可愛いと思うと、今度は心配ばかりがつのって、怖くなります。いやいや、こういう感情はもちたくないのに、すっかり惚れてしまったみたい。ああああ、これじゃまったくのババ馬鹿ですね。惚れるのはこの歳になっても男だけにしておきたいのに、ううう。Salomon posted by (C)solar08