わたしの部屋

先日は定期健診で二か月ぶりの病院だった。

いつも思うのだが、診察後の時間がかかることかかること。
一遍家に帰って昼寝したい欲望にかられる。

もっともいくらわたしが天邪鬼でも
患者が多ければ、当然、診察の待ち時間がかかるのは理解できる。

でもね、会計や薬局の薬が出てくるまで
なんであんなに時間がかかるんだろ？

自動支払い機を導入しているが意味ないじゃん。ったく。

ところで最近は、薬局部門を外部に委託しているところが多いが
わたしが通院している病院では、一緒に行っている。

最近あまりにも待ち時間が長いと感じて
わたしが通院している病院だけか？と思ってウェブで調べてみると

薬が出てくるまでの平均時間は３０分～１時間が多いそうな。

というと、私の病院も１時間だから、ほぼこれに当てはまる。

これが世間の相場だとすれば、単にわたしがせっかちなだけなのか？

しかしですよ、30余年前、わたしの身内が通院してた
相模原の「北里大学病院」は薬が出て来るまで
ものすごく早くて驚いた経験がある。

診察終えて、会計の一階に降りたら
でっかいモニターに、会計と薬局の番号がすぐに点いて驚いた。

まるで吉野家のようだと感心したものだ。

家人にこのことを言うと
「さあ、今でもそうかはわかんないよ…」と生返事。

「そ、そうだろか？…」

ところで先回の通院時だが、わたしの薬だけがなかなか出てこなくて
待合人がごっそり抜けて、数人しかいなくなって焦ったよ。

わたしもあえて遅い理由を聞かなかった。
が、想像するに
きっと在庫を切らしていて、取り寄せていたんだろな？

と言うくらい2.5時間近く待った。

その間モニターには
「この番号の方はしばらくお待ちください」のメッセージ。
仕舞には、なんでわたしだけが…と罪の意識にさいなまれた。

後で時間がかかる理由を検索して調べたら
間違いがないかの確認や、疑問があった場合主治医に確認するから、とあった。
が、たったそれだけで、2.5時間も待たせられるって合点がいかない。


今やコンピューター時代なのである。
まして３０年前と比べて大きく進歩しているはずだ。

北里の経験で言うと、今通院している病院は、
地方の小病院とはいえ、システムが退化しているようにも感じる。

これからはAIが活用される。

わたしの天邪鬼的素人判断だが、
検査や診察が完了した時点で会計なんて
タイムリーなんじゃないかと期待している。

更にいえば、検査は通院が避けられぬが、特殊な場合を除いて、
主治医の診察はいらなくなるかもしれない。

手術もロボットが行う。薬もAIが処方し、入院や手術の決定をする。
あとは患者がそれに同意するかどうかだ。

もし病院で死亡すれば、自動的に火葬場に行き、
葬儀のあるなしは個人次第。

だって昔から、地獄極楽は自動化してるもの。

今年は暖冬のせいか、超寒がり屋の爺にはとても過ごしやすい。
エアコン消して、こたつだけでも暑い位だ。

そのせいか、頭もすっかり熟して、
やたらしょうもないことばかり考えている。


今日の一句



暖冬や脳細胞も熟すかな


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