カテゴリ:ブラジル産
ブラジル産の水晶です。 特筆すべきは、その内包物の多さ。多いというか、ほとんど内包物です。 ネパールのヒマラヤ水晶などでは、それこそクローライトの塊! といいたいようなぜっmぶみどりの水晶があるにはありますが、これはブラジル産。 内包物の色は、砂のようなうす茶色。先端だけが透明です。 透明な部分に見えている内包物は、ちょっと紫色を帯びているので、普段見かけるガーデン・クォーツの内包物にも似ています。 紫色っぽい内包物も緑泥の一種だと聞いたことがあるので、あるいは、砂の色に見えている部分も緑泥の仲間なのかもしれません。 しかし、「透明」というイメージがある水晶が、そのままの形でこういう色になると、受ける印象がかなり印象が違います。 柔らかいような、重いような、水晶なのに水晶ではない、変な感じ。 緑の緑泥たっぷりの水晶も見ているし、さまざまなへんてこ水晶も見てきたけれど、こういう水晶を目の前にすると、「水晶っぽくない……」と思ってしまう。 そのつもりでなくても、いかに自分で作り上げたイメージで石を見ているかを自覚させられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/30 08:49:26 PM
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