テーマ:ワイン大好き!(30781)
カテゴリ:泡モノ!
今回は北イタリア、ロンバルディアのスパークリングワインです。 コスタリパ・ブリュット。生産者コスタリパは、ガルダ湖湖畔にあるモニカ・デル・カルダという村のワイナリーです。スティルワイン作りを主に行ってきたようですが2005年にフランチャコルタでお馴染みのベラヴィスタのマッティア・ヴェッツォーラ氏を迎え、スプマンテを作りました。 セパージュはシャルドネ100%。価格は、写真のお店で3244円。 色はやや青みを感じる薄い黄色。 泡は勢いがあり、量も多め。キメも同価格帯のシャンパーニュくらいの細かさはあります。 香りは青リンゴにグレープフルーツ、ミカン、ハッサクといった柑橘等のフルーツ、蜜っぽさや軽いクリーム的なニュアンス、石灰的なミネラルと言ったものが感じられる他、グリーンハーブやちょっと水菜を思わせるような青い要素を感じました。 味わいは、リンゴ酸系の酸しっかりで、メインの要素といえます。旨みも強めで後口にはっきり感じられます。一方、果実味は繊細で、印象はそう強くはありません。また、エキス分が結構感じられ、口当りは柔らかですがボディ自体はミディアムくらいな印象。 エキス分はありますが、基本的にフレッシュさがあるタイプですので、この時期などは冷やしてアペリティフ的な使い方も良さそうです。 勿論食事にもいけます。こってり赤身肉、といったものには難しいでしょうが、野菜や魚介、あっさり目の白い肉などには合わせやすいタイプです。 ハーブっぽいニュアンスにあわせて、白身魚の香草焼きに合わせましたが、旨み・香り共にまあ間違いないですね。また、チキンのハーブソテーにもバッチリ。やはり旨みによく結びつきます。魚介料理に関しては、貝などの強いうまみにも対応できそうですので、アクアパッツァなども良さそうです。 価格的にはシャンパーニュともある程度競合するレンジですが、スパークリングワインとしての完成度は価格なりのものがあるように思います。 シャルドネ100%で、シャンパーニュを意識してはいるのでしょうが、やはり雰囲気の違いはあり、単なるシャンパーニュの模倣ではないものは感じられました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月06日 23時26分54秒
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