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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年01月09日
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カテゴリ:フランスワイン

今回はフランス・ボルドーの赤です。価格的にもサイズ的にも手頃な1本になります。
シャトー・シャンスネッツ2000。生産者シャトー・シャンスネッツは、バルザックの小説にも登場するというワイナリー。1789年にシャンスネッツ子爵が、アントル・ドゥー・メールのボーレック村に設立、その後オーナーを幾度か変えながら現在に至ります。その現在では、女性オーナーの下、グリーンハーベストの実施や100%自然酵母による発酵等を実践しています。また、ワイナリーの建物は宿泊施設にもなっており、宿泊客からの750mlより少ないサイズが欲しいというニーズを受け、本ワインはなんと、辛口ながら500mlというサイズになっています。
セパージュは、メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。価額は、写真のお店で1470円。

は、熟成感のあるザ・ボルドーなガーネット。

香りは、チョコやココア、バニラといった雰囲気がふわっと香り、さらにバルサミコっぽさや茶色いスパイス、黒胡椒等のニュアンスが続きます。また、ブラックカラントやプラム、赤ベリージャム、ドライトマトなどの要素も。その他、キノコや微かな腐葉土も。

味わいは、しっとり落ち着きを見せつつも、基本明るい酸、それにまだまだしっかりした渋味が基本。その背後に柔らかな果実味が拡がり、全体のバランスをとっている感じです。ボディはミディアム程度。フランスらしい柔らかさ、それにしなやかさがあります。ただ、タンニンの触感はあり。

食事との相性は、やはり大人しいものの方がいい感じです。
サシの入ったローストビーフをつまんでみますと、肉の味にワインのインパクトが負けていました。勿論、香りやタンニンの相性は悪くないのですが、ワインの印象はやはり隠れてしまい気味。
一方、ローストチキンとあわせますと、鶏の旨味、脂にワインのほのかな果実味やタンニンが相まって、華やかな味わいとなりました。また、チキンならフライでもいい感じ。しっかりしたタンニンや酸のお陰で衣の味わいも洗練されますし、肉の味わいとの相性の良さは上記の通り。
さらに、面白かったのは菜の花。チキンに、軽くソテーして塩だけで付け合わせにしましたが、火が入る事で出る菜の花独特のオイリーなニュアンスや甘味に、ワインの香りや果実味がよくマッチしました。

2000ヴィンテージということでこなれた印象やオリの多さはありましたが、まだ元気さも感じられる部分もあります。食事にも合わせやすいし、何よりサイズが飲みやすいというのが非常に使い勝手の良いいワインだなと。

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最終更新日  2015年01月13日 23時18分40秒
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