テーマ:食べ物あれこれ(50358)
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昨年末、福井の三方でウナギを食べましたが、その際、帰りに敦賀駅前の丸海さんで購入したのが表題の食べ物になります。
若狭地方の名産に、鯖のへしこがあります。塩漬けしたサバを、さらに糠漬けにした食べ物で、北海道にある秋刀魚の糠漬けの製法が、北前船を通じて伝わったと言われているそうです。 基本的に、保存食であり、半身くらいのものを切って炙ったり、鮮度が良ければ生で頂いたりするものですが、それをピューレ状にしたものが、丸海さんのへしこぴゅうれです。三方からの帰りに、敦賀で少し時間があったので是非小鯛笹漬けの他に買ってみようと思っていました。 食べてみれば、ねっとりした食感、なめらかな舌触りでまさにピューレですが、その味わいはというと甘み、塩味、旨みがあり、鯖の香りやぬかの風味も感じられるという非常に面白いもの。これぞまさしく珍味です。 シンプルにご飯のお供にしてもいいですし、納豆に入れてみても中々でした。 また、面白いのが過熱です。商品のホームページにも、パスタなどにと書いてありましたが、なるほど、アンチョビ代わりに使ってみるとこれがまたいい感じ。 オリーブオイルで、唐辛子・にんにくと共に加熱しますと、焼きサバのような香ばしさが出てきて、その香りが同じく日の入ったにんにくの香りにバッチリマッチ。また、旨みもより際立ったように感じます。 今回は、写真のように白菜、菜の花を和えてみましたが、茹でて和えるより、一緒に炒めてしまった方が、香り・甘みの出方がよかったように思います。ジャガイモにも合うそうなので、ジャーマンポテト風にしてみるのもよさそうです。 これ、全国的な認知度はまだまだかなと思いますが、お酒のつまみ(ワインにだって行けますよ)にもいいですし、料理にもあれこれ応用できそうと、今後面白い食材なんじゃないかなと思いますね。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月06日 18時17分14秒
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