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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年06月25日
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先日のソーヴィニヨン・ブランの飲み比べ会のワイン、続いてはニュージーランド。
マールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン2015。生産者ティンポット・ハット・ワインズは2006年にニュージーランドのマールボロ地区に設立されたワイナリーです。1995年からワイン造りをしていた女性醸造家のフィオナ・ターナ氏がオーナーです。ニュージーランドらしく、サスティナブル農法を実践、ソーヴィニヨン・ブランの他、ピノ・グリやピノ・ノワール、シラーといった品種を手がけています。しかし、なんといってもマールボロはやっぱりソーヴィニヨン・ブラン。ニュージーランドはこの品種の産地として世界的な地位を確立していますが、その生産の大半がこの地区に集中しています。
価格は、ニュージーランドワインとしては比較的手ごろな2000円前後で、写真のお店では1857円。

は薄めの黄色、麦わら程度でしょうか。マリコヴィンヤードのものよりしっかりあります。

香りはニュージーランドらしい華やかなもの。パッションフルーツなどのトロピカルフルーツ系のニュアンスが出ており、そこにグレープフルーツやスイーティ等の柑橘、グースベリー、黄色いパプリカやトマトっぽさといったものが加わります。また、ちょっと蜜っぽい雰囲気もあったでしょうか。その他、黄色い花やミネラル、ハーブっぽさといったものも。

味わいも香りに似合ったジューシーなものです。明確な果実味のアタックがあり、そこに明るい酸が塩味を思わせるようなミネラル感を伴って加わるといった感じ。後口には軽い苦みもあったでしょうか。ボディはクリアーでパリッとした質感のライトボディ。ただ、ライトとはいえ果実味に似合ったそれなりの量感はありました。

会では魚のお皿のタイミングで飲みました。シャコと合わせるとやや臭みが出てしまいましたが、他のものとはどれもいい感じでした。
稚鮎のエスカベッシュとは、稚鮎独特の香りや苦味に対しワインの果実味やパプリカ的なニュアンスがいいですし、生シラスのまろやかさ、まったり感に対してもワインの質感や果実味が合います。ただ、やはり一番良かったのはマテ貝とキュウリやパプリカのマリネで、貝との相性は勿論、使われている野菜の香りや甘味、みずみずしさにワインの香りや果実味がよく嵌っていました。
このワインも、1品目の野菜のお皿のタイミングで飲んでもいいかなと思いますし、その他シャリに甘みのあるお寿司などとも相性が良さそうです。

パプリカや南国フルーツの雰囲気がある、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランらしいワインだったと思います。それが、この価格で手に入るというのはかなり嬉しいところかなと。
ワイン会や自宅での食事と合わせた晩酌、色々な場面で活躍してくれそうな1本でした。

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最終更新日  2016年06月25日 23時32分39秒
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