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カテゴリ:妖怪との付き合い方
ぬらりひょんはゲゲゲの鬼太郎では悪妖怪の総大将で、鬼太郎の宿敵として登場するが、実の所これは今話題の冤罪で、暮れなどの忙しい時に他人の家に上がり込み、飲み食い三昧するだけのちょっと厚かましい困った爺さんくらいの妖怪らしい。ぬらりひょんに関する何かの文献で妖怪の親玉と表現された事で、単に妖怪の代表格の意味が勝手に一人歩きして、いつのまにか悪妖怪の総大将に祭り上げられてしまった様なのだ。従ってこの肩書は彼の本意とはかなり掛け離れている事になる。現代の日本の妖怪感に多大な影響を与えているゲゲゲの鬼太郎で、そのイメージは確固たるものとなってしまった。 ならば妖怪お助け人としては、彼の名誉回復のために一肌脱がねばなるまいと思うのだがしかし、忙しい時に他人の家に上がり込み、飲み食い三昧するだけのちょっと厚かましい困った爺さんをどうみんなに理解してもらえばいいというのか悩んでしまう。 ぬらりとはすべすべした、ひょんは思いもかけないという意味で、海坊主の一種ではないかという説もある。これが事実なら彼に海で採れる海産物を大量に提供させ、街頭で海産物の叩き売りをさせてみたらどうだろうか。フウテンの寅さん張りの流暢な売り口上が受けて、ひょっとして国民的に愛され、「妖怪はつらいよ」という映画が超ロングランすれば、彼の汚名もそそげようというもんだ。ただそこまでの話術とカリスマが彼に備わっているかが問題だが.... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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