これはレンタルショップ、「うは!うは!」だろうな
ついに入荷しました。例の今世紀版の「ノストラダムスの大予言」である「マヤの年代記」を元にしたが発売になりました。というかもう結構な日にちが経っていますけど。そこはまぁ目を瞑って欲しい。 と、その前にこのエントリーを立ち上げた理由の説明を。これってサービス?それとも・・・ こんなエントリーを読んだのがきっかけだったりします。詳しくは読んでもらうとし大雑把に説明すると近所のレンタルショップの100円レンタルキャンペーンが始まったけどその値段設定でやっていけるのかどうかを心配する内容です。 でも、この内容にちょいと記事をリアルタイムで見たときも疑問に思ったことですが、今時旧作を100円で貸し出すのをキャンペーンとしてやる所ってどこ?な感じを思ってしまったのは私だけではないはずです。ツタヤ、ゲオなどの全国チェーンはとっくに、セール関係なく、旧作は100円です。それどころか、旧作借りる時に券をだすとポイントが30倍になるというキャンペーンをやっていたりします。 そんなことを踏まえて、レンタルショップが貸し出しに旧作100円という値段設定でやっていけるかどうかを検証してみようと思います。ただ、私見では計算等をするまでもなくやっていけるだろうと、むしろ儲かるだろうなぁと予想できます。 最初に検証するに当たって具体的な数字をだすことはしません。そこはご了承ください。疲れるし、そこまですると私の頭の容量オーバーです。それにブログでやることではないような気がするので。 話が逸れました。 ビデオテープ時代と比べ、DVDの値段はピンキリです。果てしなく値段が違います。(ここでいう値段は定価です)正直計算に困りますが、仕入れ値がビデオよりも圧倒的に安くなっているのは察することができます。例え、レンタル用にパッケージを加工するとしてもです。恐ろしいほど原価は安いです。ビデオ時代では1本仕入れる値段で、2本、あるはそれ以上を仕入れる事ができるのではないかと。 ここは移行後のレンタルショップには関係ないことですね。 レンタルには新作、準新作、旧作という三つの分類がされています。これの基準は中の人とその関係者以外は明確には解りません。私も判りません。 そのため、ちょっと捻くれた見方で診ます。新作=原価を回収するまでの期間、準新作=粗稼ぎの期間、旧作=処分までの待機期間。こんな風に見ると理解し易いと思います。それから、一回の貸し出しの値段は新作や準新作は大体300円くらい、旧作は100円ほどが定番でしょうか。 次に回転率、これについて知らない方に説明します。飲食店などでよく聞く言葉に客の回転率を高めるのが利益を出すコツとかあります。これに意味は殆ど同じです。…説明する気がないような感じを受けるかもしれませんが、きっと錯覚です。辞書なんかを適当に開いて、出てきた言葉の意味を更に調べていくと面白いことを体験しますよ。 要は商品の動向です。レンタル店としてはDVDはできるだけ、お店の棚に無い状態が望ましい。待機時間と貸し出し時間の動きのことを回転率と呼びます。これの割合が高いと高利益に繋がります。 これらを踏まえて、を例にいかなる結果がでるか計算してみましょう。*この商品はもともとがかなり安い商品です。 仕入れ値は約2000円です。 入荷数ヶ月は新作として貸し出します。新作なので1回の貸し出しに約300円貰います。仕入れ値を回収するのに7回貸し出しすると回収できる計算です。新作期間が終り、準新作の期間になりますが、後は如何に回転率が高いかどうかで収益が決まります。 その後、旧作の部類なっても、この回転率が高いとたとえ百円でも月や年単位で見れば馬鹿にならない収益を生み出すことができるのです。 この回転率を高めるのを目的に各社、各店舗はなにかしら、キャンペーンを開催したりしてお客を呼び込むのです。 最後にレンタル店の明暗を別けるのは結局お客の数です。如何に多くの会員数を確保することができるかどうかに関わってくるのです。つまり、採算ラインを超える会員を抱え込めたお店が生き残るのです。