こきっつぁんのミュージックブルペン 「WBC開幕直前」
ちくわの磯辺揚げが美味しく感じられる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?ちくわ以外の「磯辺揚げ」も食べてみたい今日この頃でもあるけどね。さて、今日からいよいよ、第2回の「ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)」が始まりますね。(ボクシングファンでもある私は、どうしても「WBC」という呼び方に違和感がある)今回は、ダブルイリミネーション方式ということで、準決勝・決勝以外は、例え1敗したとしても、2勝すれば勝ち抜けるので、日本代表がアジアラウンドを勝ち抜けるのは確実でしょう。まあ、ここを勝ち抜けないようじゃ、話にならないですけどね。今日の初戦の中国戦は問題無し。問題があるとすれば、その勝ち方。それまでの練習試合で課題が残った、先発のダルビッシュのピッチングと、迫力不足なのに機動力が空回りしている打線が、どう立ち直っているかが注目ですね。万が一、ダルビッシュがふがいないピッチングを見せた場合、これから先発としての計算が立たなくなって、北京五輪の二の舞になる可能性が高い。それに「ダルビッシュは国際試合に弱い」のレッテルも張られかねない。格下の中国相手で気楽に投げられるので、大丈夫だと思うんですが…。ちなみに、3年前のWBC開幕前の日本代表の壮行試合に、パリーグ選抜チームで先発したのはダルビッシュでした。滅多打ちされた上に、肩も痛めましたとさ(笑)日本の打線も、オーストラリア戦は参考にならないとして、西武と巨人の相手の練習試合で、迫力不足を露呈しましたね。まさかホームランが1本も出ないとは…。スモールベースボールと言っても、それは機動力が発揮されて初めて脅威になる訳で、ただ、つなぐ意識だけが強調された打線では、良い投手が来れば沈黙したままで終わる危険性がある。つなぐ意識の打線は、一歩間違えれば、誰かが打ってくれるの責任転嫁打線になる可能性もあるし。そういう意味では、やっぱり信頼が置ける長距離砲の存在が不可欠なんですけどね…。村田ではまだ物足りないし、稲葉や小笠原は4番タイプではない。気がついたら、日本代表には真の4番バッターがいなくなってしまいましたね。1番バッターや3番バッターは、たくさんいるのに。と言っても、すぐに4番バッターを作れないので、今の打線で戦うしかないんだけど、イチローや青木や片岡など走れる選手が揃っているのにかかわらず、練習試合でさほど機動力を使わなかった原監督の采配には疑問が残りますね。練習試合で使えないのなら、本番では尚更使えなくなってくる。と言って、バントもそれほど多用しなかったし。この初戦の中国戦で、機動力を使った攻撃で大量点を取って勝てるか。それが、今回のWBCでの日本代表の今後を占うでしょうね。機動力はズバ抜けてるんだから、それを自在に使えるとなれば、他のチームも脅威に思うし、バッテリーや内野陣のプレッシャーにもなってくるはずです。イチローに関しては心配していません。必ず調子を上げてきます。アジアラウンドが終わったら「やっぱりイチロー」の声が聞けるはず。むしろ心配なのは、北京五輪で不振に終わった村田や、レギュラーに定着してから去年は最低の成績だった城島などの右の大砲。ここらへんがサウスポーを打ってくれないと、かなり厳しい。心配が杞憂になってくれればいいんですが…。内川あたりがラッキーボーイになってくれる予感はあるんですけどね。頼むから、原さん、たとえ負けたとしても、ストライクゾーンや審判や滑るボールのせいにしないでね(笑)もちろん、勝ち、それも2連覇を信じてますけど。ガンバレ、サムライJAPAN!!それでは曲です。沢田研二の「サムライ」 どうぞ!頼むぞ、イチロー!