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テーマ:珍味を探して!(41)
カテゴリ:グルメ Gourmet
61年の人生ではじめてくさやに挑戦しました。
子供の頃、近所のおじいさんがたまにくさやを焼くと20mは離れているのに、気絶しそうになるくらいものすごい匂いで、母親に、大人はなんでこんなもの食べるんだろうねと、話したものです。 ネットゲリラさんのサイトでたまに見かけて食べたくなったものの売り切れだったところに、先日アマゾンのプライムデーの前に安く入手できたので買ってみました。 到着すると、真空パックをまだ開封していないのに、不穏なにおいが部屋に立ち込めています。ほんとにテロといってもいい感じです。ご近所さんに迷惑かけてもいけないし、このまま廃棄したほうがいいかと思いましたが、思い直して開けてみました。 予想通りの悪臭でしたが、想定したよりははるかに強くなく、試しに1個食べましたが、アジでできたハムみたいで、味はまあまあでした。とにかく匂いの元を絶たねばと、どんどん食べて行って完食。 窓を少し開けて匂いも消え去り、大惨事にならずほっとしました。まだ1箱残っていますが、次回買うときは匂いの無い素焼きにしようと思います。 世の中にはまだまだくさやよりも臭い食べ物があるそうですが、ご遠慮しておきます。 ■参考リンク アマゾン:焼 くさや 60g(青) 【 新島産 新鮮な 青 むろあじ を使用しています】 焼いてあり手間いらず 【ポスト便】うまいもの市場による ネットゲリラさん:くさやを山で焼くと熊が寄ってくる Wikipedia:くさや くさやは、魚類の干物の一つで、伊豆諸島の特産品として知られている。クサヤモロなどの新鮮な魚を「くさや液」と呼ばれる魚醤に似た独特の匂いや風味をもつ発酵液に浸潤させた後これを天日干しにした食品である。 特徴 くさやは、新鮮なムロアジ類(クサヤモロなど)、トビウオ類、シイラなどの魚を使用した干物であり、伊豆諸島での生産が盛んである。 味は塩辛いながらもまろやかさがあり、味わいから感じるほど塩分は高くはない。独特の匂いによって好き嫌いが分かれるが、日本人が好きな発酵した魚の香りやうま味から、ご飯のおかず以外に、「島焼酎」と呼ばれる伊豆諸島産の焼酎や、コシの強い(乳酸の多い)日本酒によく合うとされる。 歴史 くさやは長い歴史をもつ食品であり、江戸時代には献上品とされていた記録が残っている。 当初は単純な塩水に浸けた魚を干したものであったらしい。塩水を使いまわしながら干物を作っていたところ、それに魚の成分などが蓄積し、さらに微生物などが作用することで現在のくさや液のもととなるものができたとされる[2]。 正確な発祥地は不明だが、伊豆諸島では新島を元祖とする説が有力であり、八丈島のくさや製造業者団体である八丈島水産加工業協同組合は「八丈島のくさや製造は新島からくさや液を分けてもらって始められた」としている。 くさやという言葉は江戸時代の江戸の魚河岸の間で「くさいからクサヤ」という名前がついたという説があるものの、いつの頃から呼ばれるようになったかは不詳である。 背景 伊豆諸島では急峻な斜面が多く、稲作や畑にする土地が少なかった。その代わり、伊豆諸島には塩という特産物があったので、江戸幕府は米の代用として塩を年貢として献上することを命じた(塩年貢)。米の年貢が村人全体総出で納めないとならないのと同じように、伊豆諸島の塩も島中の島民総出で作らないとならないほどの量を納めていた。当然ながら塩はとても貴重なもので、勝手に塩を盗んだり独占しようとしたらその一家は取り潰しにされるという厳しい掟があった。 くさやの原型 伊豆諸島では製塩のほかには魚などを獲っていた。釣った魚を江戸まで運ぶには塩漬けにして干物にするのがよいが、貴重な塩を大量に使うわけにはいかない。そこで島民たちは試行錯誤の末、塩水に浸しておいて干す方法を思いついた。浸すたびに塩水を取り替えたいが、塩は貴重なので、やむなく減った分だけ塩を足しながら塩水を使いまわした[1]。できた干物は一見傷んでいるように見えたが、食べたところおいしかったので、これが広まった、という説がある。 臭い 全体として銀杏のような不快臭が感じられる。1977年にくさやの身を水蒸気蒸留してガスクロマトグラムで分析した例[6]では、臭気成分の内、多量に検出されたものは、酸性成分ではn-酪酸(死臭や銀杏の臭気に含まれる不快臭を持つ)で、次いでプロピオン酸(短鎖脂肪酸の一種)であった。塩基性成分ではトリメチルアミン(魚臭、アンモニア臭を持つ)とアンモニアであった。窒素ガスでカルボニル成分を分離して分析した成分ではプロピオンアルデヒド(甘酸っぱさの中に焦げたような臭気)が強大であった。 臭い食べ物の代表例[7] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.03 00:55:49
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