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カテゴリ:萌えとBL
結局6日間の休み中、まともに読めたのは漫画数冊のみ。がっかりだ。
べったり張り付いていた客人は、別に空気みたいなものだからいいんだけど、さすがに昨日はもう出てってくれと言いかけた。「来年は来られるかどうかわからないから」って、別に来ても自分は1日ぐらいしか相手できないし、なにしに日本来てるのかわからん。頼むから国に帰ってくれ。 というわけで読了本がないので、ベッドサイドに積み重ねたままの読みかけ本をリストアップしてみる。 「桔梗庵の花盗人と貴族」遠野春日……好きなレーターさんが絵をつけた本。2度ほどチャレンジしたけど40ページほどでストップしたまま先にすすまず。このままリタイアっぽい。遠野さんは「高潔な貴族は愛を得る」もなんとか最後まで読んだけど、薄味だった。 「恋愛恐怖症」いおかいつき……3分の1ほど読んだきり止まってる。設定やシチュエーションは好みなんだけどなあ。まだ萌えに至らないというか、何か目に見えない力に邪魔されて、なんだか先へ行こうとする推進力をそがれているような気がする。様子見。 「雪花の檻に囚われ」真崎ひかる……あらすじだけで萌えて買ったものの、手に取る気にならない一冊。困った。作者もレーターさんも知らない人なのが敗因かな。 「会長様とキケンな密約」水壬楓子……好き作家さんなのだが、このルビーのシリーズはだめだ……。そもそも学園ものは苦手だからなあ。読み始めれば1時間ほどで読了するはずなんだけど。大いに困った。 「騎士とビショップ」たけうちりうと……一作ヒットしたので、ボディガードシリーズを手に入れ(だがまだ未読)、次は騎士シリーズだと勇んでみたもの、やっぱり高校が舞台なので進まず。チェスを小道具に使うなんて、死ぬほど好みなんだけどなあ。パレット文庫はなくなるそうだから、揃えるなら早めに集めないと、見つけにくくなりそうだ。よし、これは読む。これから半身浴しよう。 「吸血鬼と愉快な仲間たち」木原音瀬……これまでシリアスものはすべて一気読みできた木原さんだけど、この本は「Don't worry...」と同じ路線なのかな。大晦日に読み始めて40数ページでストップした。荒唐無稽さも好ましいし、レーターさんはむかしプチフラワーでよく読んでいた下村富美さんだしで、ヒットの予感はある。これも必ず読むぞ。 昨夜はベッドで「B級グルメ倶楽部」(今市子)を読了。シリーズものだと思ったけど、なぜか表題作のシリーズは2作だけで、あとは同人からの再録とかいろいろ。 今さんはとにかく「百鬼夜行抄」が大好きで、ファンになってからももう10年は経っている。けど、どうもBLは萌えないんだ。なぜだろう。あっさりしすぎているからかな。いや、人間関係とかは、例によって面白いしプロットよく練られているんだけど、BLになりきってない。まだ恥じらいを残している、みたいな(笑)。BLでは今さんは4つぐらいのシリーズを描いていて、ほとんど読んでいるけど、面白いとおもったのは「あしながおじさんの行方」(だっけ?)の1巻ぐらいで、しかも1巻はゲイカップルは脇で登場するけど、まだBLのBの字も始まってないじゃないか! 恋愛より家族・友人の人間関係や、ミステリーのほうが優先されているせいだな。 今さん、無理してBL界にいなくてもいいよ。もっと大人な設定のおもしろい作品を描いていただきたい。 ところでこの本に収録されている、水が送られてくる話は読んだことがあって、そういえば銀英伝の同人誌を読んでいた頃、安藤江利子さんのルートからSODAの本を買っていたことを思い出した。この頃はもう百鬼夜行は描いていたのかな。今と比べると(まあ同人だからということもあろう)、かなり絵が粗い。それでもやっぱりうまいと思う。 「プライベート・ジムナスティックス」(藤たまき)1巻読了。泣けるとうわさの作品だけど、1巻ではまだ半信半疑。ちょっと設定濃すぎ。小説だったらちょっと読めないタイプの攻めが苦手。ワンコ。とりあえずそのうちお風呂で2巻を読もう。 そういえば藤さんのは、かなり古い、フランスが舞台の作品も読んだけど、これもエチーシーンとかはむしろ邪魔だった。普通の少女漫画になりうる設定なのに、もったいないというか……いや、別にBLを貶めているわけではなく、BLである必然性がないんだ。BL界の異端児なんだなあ。つくづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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