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カテゴリ:青年マンガ他
『長州ファイブ(2)』ユキムラ えっ、これで終わり? 1巻を読んだときは、これから延々激動の時代に日本の礎を築いた青年たちの話が読めるんだ~とドキドキしたのに。海臨丸の話は知っていても、イギリスに渡った5人の話は、全然詳しく知らなかったので、ちゃっかりマンガ読んで済まそうと思っていたのに。 なんかあっさり終わっちゃってびっくりしたよ。 そしてこのマンガが、映画のコミカライズと知って、あーなんか角川のマルチメディア戦略くさいなーと思ったら、あにはからんやエンターブレインだった(角川系)。 でも映画はとっくに公開されていて(全然記憶にもない。話題にならなかttのか?)、なんで今さら?という感は否めないのね。 ユキムラの絵柄は、BLでもありがちだけど、いかにも新興ゲーム系の絵だよね。少年漫画を読んで育っているイメージ。掲載誌「ビーズログ」はB5版形だよね? これだけコマ割大きいとかなり迫力あるだろうなあ。 井上馨や伊藤博文がロンドン行っていることは知っていたけど、5人一緒とか、密航だったとは。表紙や表4はいかにもBLっぽいんだが、当たり前だが全然そうはならないのだった。 彼らがイギリス渡ったときって、例のロンドン万博はまだ開催されていないのかな? いくらお金もらっていたのか知らないけれど、受け入れ先がやたらフレンドリーなのが気味悪い。 時代的には「アンダロ」や「エマ」とかぶるよね。市内ですれちがっていてもおかしくない。 だめだ。ヴィクトリアン萌えの自分にはBLの文脈では読めなかったし、環境描写が薄くて物足りない。帰国後、次第にオヤジになっていく彼らはどうでもいいけど、残った3人がどうやって鉄道や造幣やエンジニアリングの勉強をしていたのか、という話を読みたかったよ。 あ、BLではないけどBLも描く作家さんだからコミコミでも扱っているのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.20 08:54:28
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