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2011.02.04
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カテゴリ:少女マンガ系
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『やじきた学園道中記II(1)』市東亮子

2年前くらいに、20年近い中断を経て連載が再会したと思ったら、ストーリーとしてはスプラッシュ的なもので、二人のヒロインのなれそめ……じゃなくて、出会いのきっかけ話で、時間的には一番古い話だった。連載は数回で終わったみたいだったので、やっぱり作者の気まぐれだったかと思ったら、IIだって。結局、中断したままの話は決着させないで、別のお話を始めてしまうわけね。

まあ、仕方がないか。20年近く放っておいたら、自分みたいな極少数の「いつまでも待~つわ♪」ファン以外は、作品の存在すら記憶から脱落しているだろうから、再開するとしたら、前のやじきたを知らない若い層を対象にしないといけないだろうしなあ。とりあえず、スプラッシュ的に出した出会い編を読んでいれば、話は通じるという設定になっている。

そして、サザエさんワールド(時間が固定されている)のシリーズだから(でもあまりにもいろいろな事件に顔を突っ込んで、転校しまくっていたから、気分としては10年くらい高校生をやっていた感じ)、相変わらず特命というか依頼をうけて、コンビで該当高校に転入し、そこで事件を解決する話だった。今回は軽井沢。
あ~昔のやじきたをいろいろ思い出してきた。お庭番の小鉄とか、ロンゲの雪也さまとか、貴子姫とか。面白かったな~。GWあたりにまた全巻読み返そうかな~。

やじきたは、全巻ボニータコミックス(最初の刊行)で持っていて、引越ししても1冊も欠けることなく、10年に1回くらい読み返して楽しんできた。でも好みのキャラが出てきて(もちろん、アクションマンガのなかで唯一無抵抗キャラだった翡翠先生だ)、お話が面白くなった途端に突然中断。以来、続きが描かれることはなかった。

このお話が面白かったのは、少女漫画の連載だけど、要素は少年漫画だったからだ。どっぷり王道少女漫画(りぼん、なかよし、少女フレンド、マーガレット。後に少女コミックとか)で育った自分にとって、バンカラな高校生とか、武道とか、ちゃんばらが出てくるお話は、免疫がなかっただけに、とても新鮮だった。キャラクターも魅力的だったし、キタさんのクールビューティーぶりに、今の用語で言えば「萌えて」いた(笑)。こういうお姉さま(いや、当時だって自分のほうがずっと上だったけど)に守ってもらいたい、とか思ったものだった。そしてなにより勧善懲悪で、気風のいい江戸っ子の二人のセリフやケンカに強いところも魅力的だった。

今回始まったIIのシリーズは、軽井沢+社交ダンス+地元の名士(でも腹黒)なんかが登場して、1巻目は、とりあえずコマ(キャラ)を提示して見せたって感じかな。相変わらず昭和っぽいし、相変わらず洋服とか古臭いセンスだし(表紙のやじさんのひどすぎる妙な格好に愕然とした)、なんかヤジさんの体格がもっさりしていてキレがないけど、もうただひたすら懐かしい。やじきた小劇場(古今の名作を、本編のキャラで再現するお遊び)も健在だった。とりあえず、「おかえりなさい」。

追記:Wikiで見たら、中断が91年で、赤目編が2003年とあるから、実質的な中断は12年くらいだったんだね。赤目編のことはすっかり忘れていた。お話の途中で中断したとき、忍者とか仁侠とか義理人情とか、昭和40年ころの東映映画みたいなノリの話だったから、昭和も終わって時代的に続けるのがしんどくなったのかと思ったけど、昭和どころか世紀が変わってから突如再会で、でも時代は止まったまま(よくある、人間は年をとらないが、社会環境は現代、って設定ではないよね?)で、携帯なんてもちろんない。この本も時代が特定できるマス製品はほとんど出てこなくて、唯一時代を特定できる乗用車も、クラウンのロイヤルサルーンだった(笑)。ファッションは市東さんの場合、壊滅的に流行もへったくれもないから、なんの指標にもならないし。とにかく、作者さんは自分と年齢も近いはずだが、ガラカメ同様、作者の命が尽きるまでに完結させてほしいお話のひとつだよ。栗本さんの例もあるしね。





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Last updated  2011.02.05 14:50:39
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