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テーマ:映画から何かがはじまる(571)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「真実のマレーネ・ディートリッヒ」を見た。
実は、88年頃に、やはりドキュメンタリー「マレーネ」を見ている。こちらは、「ニュールンベルグ裁判」で共演したマキシミリアン・シェルの監督作品であったが、マレーネのエキセントリックな面が印象に残り、あまり好感は持たれなかった。(但し、その対立は創造者同志の対立という点では大変に面白かった) 今回の作品は、現代史の中のマレーネ・ディートリッヒという扱いになっており、非常な感銘を受けた。 1901年に生まれ、女優としてハリウッドへ。第二次大戦中はナチスと戦い、戦後は祖国ドイツとの摩擦と対立。ハリウッドからも離れ、世捨て人のような、というより神話的存在の人物であった。 このディートリッヒのすごさは、彼女の活動、歌によって多くの人々を勇気づけ、生きる力を与えたことである。映画は戦時中の最前線への慰問を続ける様を描きながら、そのことを示していく。ナチスと戦う最前線の兵士にとって、ディートリッヒは弾薬、食料、医薬品、あるいは援軍と同等、あるいはそれ以上の存在であったことがよく描かれている。 さて、21世紀のディートリッヒは生まれるであろうか? もし生まれるとすれば、彼女の歌は、「イン・ディス・ワールド」や「少女の髪どめ」に登場する人々に向けられるべきであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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書き込みありがとうございました。
マレーネ、美しくて強い人ですよね。 100万ドルの保険をかけたおみ足の美しさ・・v 今の基準からすると、ちょっと太めかもしれませんが・・・。 彼女のような立場で発言する人は、 もういないのだろうかと、少し考えました。 (2004年04月12日 20時44分08秒)
k-nanaさん
>彼女のような立場で発言する人は、 >もういないのだろうかと、少し考えました。 ----- そうですね。 この人もそうですが、 レニ・リーフェンシュタールや リリアン・ヘルマンのような人が必要だと思います。 (2004年04月12日 21時00分59秒)
ディードリッヒの伝記映画って、けっこう出てるんですね~。
カッコイイ女優さんだと思います。写真を見るだけだと全然好みではないのですが(笑)、演技を見ていくだびに惹かれて行きました。とはいえ、そんなにたくさんは見てませんケド・・(^_^;) 私はガルボ&バレンチノが大好きなんですが、バレンチノの伝記もんは見て倒れました(笑)ちが~~うっ!と言いたいです! ちなみにマニアックな話ですが、 バレンチノのポスターとか、もし入手できる所を知っていましたら教えてください(ToT)昔、神保町とかを探したのですが、短命&古すぎて、全然ありませんでした・・。 ある人に、あったら奇跡的とも言われましたが(^ ^;) せいぜいジェームス・ディーンあたりまでですね、何処へ行っても(悲) (2004年04月13日 00時54分28秒)
anne2003さん
>ディードリッヒの伝記映画って、けっこう出てるんですね~。 もちろん、あれだけの女優ですから、彼女を題材とした作品は多いと思いがちですが、ある時期からほとんどインタビューなどに応じないので、企画があっても実現できていないのではないかと思います。マキシミリアン・シェルの「マレーネ」も、トラブルの中でやっと出来たという感じでした。 >私はガルボ&バレンチノが大好きなんですが、バレンチノの伝記もんは見て倒れました(笑)ちが~~うっ!と言いたいです! これって、ケン・ラッセルの「バレンチノ」のことではありませんか? >ちなみにマニアックな話ですが、 >バレンチノのポスターとか、もし入手できる所を知っていましたら教えてください(ToT) うーむ、これは難しいのではないでしょうか。 ネットで探すのがいいと思いますが、高そうですね。 (2004年04月13日 02時03分36秒) |
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