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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
このタイトルは原題ではない。日本で付けた題名であるが、
カタカナの題名によりこれが原題かと思ってしまう。 原題は「THE MANCHURIAN CANDIDATE」。 この作品はジョン・フランケンハイマーの62年の作品である 「影なき狙撃者」のリメークである。 「THE MANCHURIAN CANDIDATE」は、そのときのタイトル でもある。 私はフランケンハイマーのファンであるが、この残念ながら 映画を見ていない。 だから以下は私の想像であるので、そのつもりで読んで いただきたい。 62年の作品は、背景の戦争は朝鮮戦争であり、中国の影が あった。 また、ハリウッドの赤狩りは崩壊しつつあるが、まだその呪縛 は生きている。そんな時代である。 今回は、背景の戦争は湾岸戦争である。 この映画では仮想敵国はない。現政権が進めているテロとの戦い における敵としてのテロリストも「ならずもの国家」も登場しない。 今回の映画に登場する洗脳、マインドコントロールも対象は 「国家内部の統制」である。 62年の作品が、どのような作品になっているのかは判らないが、 この映画を見る限りにおいて思考が内向きになっていることは確か である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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