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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
イ・ビョンホンの映画デビュー作。10年前の作品。
ここでビョンホンが演じるのは間の悪い、情けない男で恋も仕事も うまくいかない男。 ファースト・シーンのエピソードでそのことをはっきり示すという 演出の手際よさで物語はスタートする。 この映画を見て思い出したのはマイケル・ダグラスの「フォーリング・ ダウン」。リストラされたサラリーマンが行き先々で不幸な出来事に 遭遇して、ますます不幸のどん底へいう内容であった。 こちらのビョンホンはリストラされるわけではないが、成績がまったく 伸びないで、しかも最初の志望であった作家デビューも後輩に追い抜か れて挫折気味という状態。 最後にスナックに同僚や恋人を人質にたてこもったときは、狂気の表情 がすさまじく、「コーストガード」のチャン・ドンゴンを連想させて これも「コーストガード」のような展開になるのかと思ったら、 ハッピーエンドに急展開で拍子抜け。 冒頭の演出の手際さは続くことなく途中ではだれるなど、演出はもうひとつ であるが、韓国の経済成長が生んだ作品という視点でみると、なかなか 面白いと思った。 イ・ビョンホンが多様なキャラクターを演じることができる器用な俳優 であることを見せてくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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