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2006年02月12日
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これはフランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールの
最初で最後の共同監督作品である。
1958年の作品で、彼らが「勝手にしやがれ」や「大人は判って
くれない」で華々しく登場する前である。
この映画が完成する経緯は次の通り。
パリ地方を洪水が襲ったとき、トリュフォーはプロデューサーから
機材を、シャブロルから車を借りて、撮影を行う。もちろん脚本は
なし。
そのフィルムを見て、ゴダールが編集してドラマに仕立て上げた。
洪水で足止めをくらった若い女性が、ヒッチハイクをしてパリまで
行こうとして、車に乗せてくれた男と恋に落ちるというもの。
共同監督とはいえ、ゴダールのティストがいっぱいだ。
引用に満ちたセリフやコラージュ風の編集。
ロードムービーとしては、後にアンナ・カリーナと撮ることになる
「気狂いピエロ」を予感させる内容。
クレジットをナレーションで行うのは、ゴダールは「軽蔑」で、
トリュフォーは「華氏451」で行う。
この二人の後の作品を予感させるものがいっぱいあり、見る度に
発見がありそうな、実に幸福な12分の作品。

これは長崎県美術館で上映されたもので、「男の子はみんなパトリック」
と「シャルロットとジュール」、そして何とメリエスの「月世界旅行」
も併せて上映された。





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最終更新日  2006年02月12日 00時02分47秒
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