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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:映画の話題全般
2006年のキネマ旬報のベストテンが発表された。
結果はこの通りである。 予想外であったのは 「白バラの祈り ゾフィー・ショル最後の日々」と 「ミュンヘン」 がテンの中に入っていなかったことである。 完成度から見て、これらがベストテンに入っても 異論はないと思う。 どちらも作家の渾身の思いが伝わる作品である。 しかも、両作品共、ただの回顧ではなく、現在の 問題に通じている。 前者においては、日本国民が突きつけられている 「共謀罪」について考えさせられ、後者においては 武力による報復がどのような意義があるのかについ て考えさせる作品である。 映画は、その作品が生まれた時代を反映させるもの である。 このベストテンの選出者たちの多くは、この日本を 覆う時代の影には関心がなかったのだろうか? 映画の中に時代を感じなかったのだろうか。 昨年のアメリカのアカデミー賞ノミネート作品に 見られたような時代への発言の姿勢を、このベスト テンの選出者たちは持っていなかったのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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TBありがとうございます。
今となってはビデオチェック派の私ですが、映画館通いを続けていた時期もありました。そんなときはベストテンの順位に納得がいかない時のほうがほとんどでした。 哲さんのように主義主張を持っているのは素晴らしいこと。私も時代に触れ、それを理解し自分が変われることを期待して、今日も映画を観ていきたいと思います。 またときどき訪れますノシ (2007年01月15日 14時08分53秒)
>私も時代に触れ、それを理解し自分が変われることを期待して、今日も映画を観ていきたいと思います。
コメントをありがとうございます。 映画というのは私にとって、時代と世界への 窓のようなものです。 今後ともよろしくお願い致します。 (2007年01月17日 09時07分21秒)
TBどうもでした。
お返事おそくなりました。 キネ旬、二十年近く買ってましたが、何年か前に買うのをやめました。 ベスト10は選者の趣味性が強く出ますよね。 時代性は昔から薄味だったと思います。 日本で映画評論家の権威が低いのも、そのあたりが影響してるのかも。 (2007年01月17日 23時56分27秒)
>ベスト10は選者の趣味性が強く出ますよね。
>時代性は昔から薄味だったと思います。 そうですね。 昔からです。 「映画芸術」と比べると顕著です。 実は、私は「キネマ旬報」は「総決算号」しか 購入しません。それも資料としての購入です。 (2007年01月18日 00時48分44秒) |
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