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テーマ:戦争反対(1189)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画でショックなことは「命」が、巨大な
オートメーション工場の中で「食品」に変えら れていくプロセスであり、そのプロセスに従事 する人々も淡々としていることである。 吊り下げられて次々と運ばれていく豚の足を鋏 のようなもので切り取っていく人。 鶏の首を切りそろえていく人。 いずれも、まるで自動車は電気製品の部品を 付け加えるようで、そこには、少し前まで生き ていたものを扱うような「畏れ」は感じられな い。 おそらく人は、あるシステムや仕組みに組み込 まれたら、そのようになるのではなかろうか? 戦争という場においては、それが最も発揮される のではなかろうか? かって試し斬りで捕虜を殺したり、銃剣で赤ん坊 を殺した兵士も、そこにはためらいや畏れなどは なかったのではなかろうか?まじめに言われた通 りにやっただけではなかろうか? この映画は図らずも戦争の本質を描いたのではない かと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月13日 07時43分26秒
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