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2009年01月13日
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「モーターサイクル・ダイアリーズ」が話題になり、「チェ」が
2部作で登場し、昨年のカンヌ映画祭でチェ・ゲバラを演じたベ
ニチオ・デル・トロは主演男優賞を獲得した。ここまで来ると、
オマー・シャリフがゲバラを、ジャック・パランスがカストロを
それぞれ演じた「ゲバラ!」という珍品はもうすっかり忘れられ
るだろう。

「チェ 28歳の革命」は極めて硬質な乾いたタッチの作品である。
それだけに革命のイデオロギーやゲバラの偶像化につながる作品
とはなっていない。従って、この映画には革命のロマンなどとい
う要素は全くない。
空爆や列車転覆など所謂スペクタクルシーンにおいても時として
脱力するような、スローなタッチであるが、逆にそれが迫力を感じ
させるものになっている。

私は途中から「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」と比較しな
がら見ていた。連合赤軍が何故、失敗し、カストロとゲバラが率い
るゲリラが何故、キューバ革命を成し遂げたかというその比較が
実によく判るのである。
ゲバラという人物を描いたということは、まさにその点なのである。
革命はイデオロギーや軍事力だけでは出来ないのだということがよ
く判る。
今回はキューバ革命が達成された時点で唐突な終わり方であるが、
「39歳別れの手紙」はどのように展開されるのだろうか?







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最終更新日  2009年01月13日 00時46分12秒
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