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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「モーターサイクル・ダイアリーズ」が話題になり、「チェ」が
2部作で登場し、昨年のカンヌ映画祭でチェ・ゲバラを演じたベ ニチオ・デル・トロは主演男優賞を獲得した。ここまで来ると、 オマー・シャリフがゲバラを、ジャック・パランスがカストロを それぞれ演じた「ゲバラ!」という珍品はもうすっかり忘れられ るだろう。 「チェ 28歳の革命」は極めて硬質な乾いたタッチの作品である。 それだけに革命のイデオロギーやゲバラの偶像化につながる作品 とはなっていない。従って、この映画には革命のロマンなどとい う要素は全くない。 空爆や列車転覆など所謂スペクタクルシーンにおいても時として 脱力するような、スローなタッチであるが、逆にそれが迫力を感じ させるものになっている。 私は途中から「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」と比較しな がら見ていた。連合赤軍が何故、失敗し、カストロとゲバラが率い るゲリラが何故、キューバ革命を成し遂げたかというその比較が 実によく判るのである。 ゲバラという人物を描いたということは、まさにその点なのである。 革命はイデオロギーや軍事力だけでは出来ないのだということがよ く判る。 今回はキューバ革命が達成された時点で唐突な終わり方であるが、 「39歳別れの手紙」はどのように展開されるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月13日 00時46分12秒
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