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テーマ:映画から何かがはじまる(570)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
アルジェリア戦争に関係ある映画としては「ジャッカルの日」があった。
あのドゴール暗殺計画の原因となったものこそ、ドゴールがアルジェリア からの撤退の決断であったのだ。 「アルジェリアはフランス固有の領土」であるということを、どれくらい のフランス人が信じ、またそれが正当なことだと信じていたのであろうか。 テロとレジスタンスとは単にそれを見る側の違いであることがよく判る。 アルジェリアがフランスの領土であり続けるために、これほどの人々が生 命を危険にさらし、あるいは生命を失い、心身を傷つけることが必要であ るのだろうか。 このことはアルジェリア戦争だけではなく、あらゆることに通じるのでは なかろうか。生命に代えてまで守らねばならない国家の名誉というものが 果たして存在するのか。 その意味では「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、 国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」とした日本 国憲法第9条は非常に素晴らしいものであると同時に、国民の生命を何よ りも大事にするなら、至極当然のことである。 美辞麗句で憲法改正(悪)をしようという人々に騙されてはいけない。 街角に掲示してある「平和を仕事にする」という自衛隊員募集の言葉が いかに嘘であるかは、この「いのちの戦場」でも当時のフランス本国での ニュース映画の場面でよく判る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月02日 11時46分27秒
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