|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:最近観た映画。(38894)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画が描いたことはひとつの国が変革期にある場合、
その国の国民をいかに統一するかということへの成功事 例である。スポーツを使った国民の統合はありがちなこ とであり、決して珍しいことではない。 時、あたかも冬季オリンピック開催中である。選手の成 績に対して、その競技のルールがほとんど理解できない 人にとってすら、一喜一憂の有様である。 スポーツが国民を統合する為にいかに有効なものかは、 ヒトラーが実証済みのこと。 我々はこの映画を見てマンデラという正義の代名詞的な 一国のリーダーが行ったことだから、この映画に対して 熱い共感を覚えるのであり、そこに違和感を感じること はない。 ヒトラーの例をあげるでもなく、実はこれは大いに危険 なことなのである。この物語を手放しで賞賛するなら、 その罠にはまっているとを自覚すべきであろう。 「がんばれ、ニッポン」の掛け声と打ち振られる日の丸 の小旗の群れが危険な要因を含んでいることを自覚した 方がいいのかも知れない。もちろん、この映画「インビ クタス/負けざる者たち」も同様である。 この映画は見かけほど単純ではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月26日 00時04分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[作品レビュー(外国映画)] カテゴリの最新記事
|
|