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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
ロビン・フッドといえば、シャーウッドの森の義賊と
いうことでスポーティーなイメージなのであるが、 ここでは全く違う。 重く、肉食系のヒーローである。ケビン・コスナー の軽量級ロビンフッドとは大違い。 この作品、いわゆる我々が知っているロビン・フッド が生まれるまでの物語で、「ビギニング・オブ・ロビ ン・フッド」というタイトルが当っている。 セットなどの美術、衣装など、映像も見事でまさに当 時のイングランドにタイムスリップしたような感じで ある。 クライマックスは侵攻するフランス軍との戦いで、 内紛の国内をいかに統一して戦うかが大きなテーマ。 しかし、決戦の場には対立していた各諸侯、マリアン も、そして何と社会からはじき出された浮浪少年たち も駆けつける。 この映画は、団結こそ国家の命と言いたいのか、結局 は体制側に都合のいい教訓話かと非常な嫌悪感を抱く が、その後が思ってもみない展開。 フランス軍を撃退した後、ジョン王は国民を裏切り、 憲章を認めないのであるが、怒った一群の人々は、 ロビン・フッドを中心にシャーウッドの森で反体制軍 を結成。 さて、現代日本、政府に何度となく騙されてきた日本 国民も、いかがであろうか、都市ゲリラを編成して権 力を翻弄させようではないか! この作品は、もしかしたら反体制ゲリラ創りへのスス メを描いたのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月26日 00時02分29秒
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