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2011年03月04日
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この作品は一種の「バディ・ムービー」と考えていいのではないか。
変形版とみてもいいと思う。
ニック・ノルティとディ・マーフィーの「48時間」や
ロバート・デ・ニーロとチャールス・グローディンの
「ミッドナイト・ラン」のようなものだ。
映画を見ている間、以前にも、このような作品を見たことがあるなと
気になっていたが、映画を見終わって、先日、亡くなったピーター・
イェーツの「ドレッサー」がよく似ていることを思い出した。こちら
は我侭な舞台俳優と付き人の物語。
この種のドラマには二人の人間関係に大きな特徴があって、いって
みれば呉越同舟。それだけではなく、一方が優位にありながら、そう
でない人物に生殺与奪の権を握られているという関係がある。
社会的な上下関係がオールマイティではなくなることが示される。
黒澤明の「七人の侍」では、侍たちと農民たちのそれぞれの集団間に
おいてそのような関係性が見られる。
この種のドラマにおいて、そのような不安定な関係にありながら、目
的を成し遂げることが出来るのは相互の信頼感によるものである。
但し、「七人の侍」には、その「信頼関係」は全く見られない。
「ドレッサー」ではどうであったろうか。「良い舞台を」という目的
意識だけが共有化していたのであり、そこには人間と人間の信頼関係
があったとは思えない。
では、この「英国王のスピーチ」においてジョージ6世とライオネル
・ローグの間に信頼感はあったのだろうか?映画の中の後日談では
終生、信頼し合っていたと語られるいるが、映画の中では、私は、そ
のような感じは受けなかった。本当はどうだったのであろうか?








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最終更新日  2011年03月04日 02時31分18秒
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