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テーマ:映画館で観た映画(8420)
カテゴリ:映画
家を持たず(持てず)クルマでの移動生活を続ける、アメリカの“漂流する高齢労働者”を追ったロードムービー。
自分はああした生活にある種の憧れをもっているので、終始「自分にこれができるかなぁ...」と思いながら鑑賞した。 もっとも、日本では今は季節労働などほとんどないし、流浪するどこの馬の骨ともわからない人を雇う所はない。まして、高齢者ならその年齢だけで門前払いされるのがふつうだ。その意味では、やはりアメリカは自由の国なのだろう。 長の旅生活で不安なのは病気や死期の訪れだ。日本のような皆保険制度がなく簡単には医者にかかれない社会なのに、あの人たちにはそれを恐れている様子がない。厳しい旅生活の日々を淡々と送り、先にある(であろう)“野垂れ死に”をそのまま受け入れて生きているのだ。 世界一の経済大国アメリカの、また別の顔は案外新鮮だった。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.27 02:50:12
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