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真実一路

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2023.09.05
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カテゴリ:政治・選挙
作家の百田尚樹氏とジャーナリストの有本香さんが政治団体(新党)の起ち上げを進めている。すでにSNS「X」上にそのアカウント(「百田新党(仮)」)ができ、情報発信がはじまっている。新党の発足日も10月17日(火)と発表された。

お二人はDHCテレビの「虎ノ門ニュース」終了後YouTubeで「あさ8」というニュース解説配信番組を続けているが、6月に同番組内で新党の起ち上げを宣言していた。安倍総理亡きあとの岸田政治の変節(急なリベラル寄り)ぶりにお二人は厳しい批判の声をあげ続けてきたなかで、直接のキッカケになったのは与党(政権)が拙速かつ強引に成立させた「LGBT法」にあったようだ。宣言後有本さんは、「新党設立は百田さんの唐突な思いつきによるもので、あまりにも無謀な試み」と不安を滲ませていたが、何とか進水式まで来れたようだ。しかしこの方舟、真日本再生のはじまりとなるのかどうか...

私も大いに応援する。が、正直期待は大きくない。これまでも保守新党はいろいろ起ち上げられてきた。しかしそれが安定した政治勢力として定着した例はない。最近登場した参政党も、ここにきて内紛があったようで早くもガタつきが出ており先は不透明だ。そうしたこれまでの結果を思うと、百田・有本両氏にどれだけ人気があっても、先に行ってお二人が活動から離れれば“集まり”は霧消するのではないかと危惧している。「あさ8」にゲスト出演している政治学者の岩田温氏も、自身が「次世代の党(日本のこころ)」に関わった経験から保守新党の存続維持の困難さを自身の配信番組でしっかりと語っていた。

「あさ8」のなかで有本さんは“この試み”の困難さを十分自覚しながらも、長い先の希望を語っていた。お二人の気持ち、危機意識はよくわかるし、その意気込みに共感して活動を支援し手伝う人も少なからずあり、応援するファンも多いことだろう。が、現実の政治は熾烈な権力闘争で、真摯な理念や情熱がそのまま通用する世界ではない。お二人が本気でこの運動を現実の政治に影響力を及ぼす勢力にし、その勢力を安定的に維持したいなら、団体を組織政党(例:共産党、公明党)として構築したらどうだろうか。個々の自由が制限され息苦しさを感じるかもしれないが、組織の維持と議員確保は安定的となり、運動体の短期での消滅は避けられるのではないだろうか。

ところで、この百田新党の<はじまり>は、細川護熙さんが政治改革を掲げて’92年に起こした日本新党のそれを思い起こさせる。雰囲気がよく似てる。あの時は自民党を離れた小沢一郎さんらのグループを核に非自民政権(短期で終わったが)ができて驚愕した。百田・有本両氏に小沢さんのようなプロ業を期待するのは無理なのだが、あれから30年、百田新党は政治にどれだけインパクトを与えられるだろうか。


「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史 (産経セレクト) [ 百田尚樹 ]





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Last updated  2023.09.05 22:46:51
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