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真実一路

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2023.10.28
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テーマ:競馬全般(7184)
カテゴリ:中央競馬
もう秋の天皇賞か...葉

毎年このレースが来ると必ず思い出す馬がある。サイレンススズカ(武豊騎手騎乗)だ。’90年代に競馬ファンだった人なら、この馬をよく覚えているだろう。天皇賞(秋)の大一番で悲劇に見舞われた名馬である。あの時ファンの関心は出走馬の“勝ち負け”にはなく、この馬が勝つのは当たり前で、みなの関心は世界レコードになるであろうその「勝ちタイム」にあった。ところが、結果は全国競馬ファンが唖然とする故障による競走中止であった。

あの結果には驚いたが、改めてしみじみとわかったのは「これが競馬なんだなぁ」ということ。
どんなに精度の高い予想をしても(したと思っても)、結果は事前にはわからない。未来に起こることはわからないのだ。このレースは私に競馬の本質を教えてくれた一戦だった。

これは人生にも言えること。10年、20年、30年先の自分の身に起きることは決して事前にわからない。若い頃の自分は、壮年期に至った「今の自分のあり様、状況」を予想などしていなかった。心身ともに健全な自分がそのまま続くと思い込んでいて、病苦に苛まれる日々など想像もしていなかったのだ。

競走馬はある意味哀しい生き物である。人の都合によって生産され、人の経済活動のために生き、そして商用価値がなくなると人の手によって命を絶たれる。「そんなこと考えるなら競馬などやるな」と言われそうだが、不思議なことにやめることができない。馬券もあるけど、やっぱり名馬がターフを疾走して鮮やかに勝つ雄姿を見たいと思ってしまう。
生き物にも「魂」があるなら、サイレンススズカは今なにを思う...


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Last updated  2023.10.28 11:10:10
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