▲▼▲▼▲　一方的に語るの大好き　▲▼▲▼▲

画像は『わらぐるま』です。
…で、わらぐるまって何だ？？(笑)
…きっと自閉くんが何かを聞き違えてそう呼んでいるんだと思います(^_^;)

自閉くんが支援学級で作りました。
そしてこのまま引っぱって帰りました(爆)

『わらぐるまを作りたい！』
と主張して、作らせてもらった様です。
お手本や見本はないけれど、先生は本人の要望する様に材料を考えてくれて、
作るのを手伝ってくれて…

…去年ぐらいまでは自閉くんのペースに振り回されていた支援学級担任が、
自閉くん操縦のコツをつかんで、

『じゃあ勉強を早く終わらせてから、空いた時間に作ろうよ』
と、声かけをしてくれて。

…支援学級の少人数の集団でも、一緒に行動するのが難しい自閉くんですが、
個別対応ならこんなにイキイキするんだ、いろんな力が出せるんだ、って見せてくれます。

見た目が普通で、ペラペラしゃべってる子どもだし、こちらからの一方的な『配慮が必要なんです』のお願いが、一見過保護に見られたりもするけれど、

できないことは沢山あっても
『配慮してもらえたらこんなことができるんです』
って自分で見せてる、先生にそれが伝わってる。
…いい感じです。

個別指導計画もあるし
自閉くんは3年生だし
3年生のやることを「さあやりましょう」
って『やらせ』たい先生。

それが本人にとって、どんなにキツいか 。
障害を脇によけて考えても、知的にはまだ５才、幼児です。
そこに障害が加わって、個性も加わって、
いくら見た目が3年生でも、できないものはできなくて、
…でもココしか行くところがないから小学校、行ってます。

勉強やルールは無理だけど、
生きていく上で必要なことを学校では沢山沢山経験できるから行くんです。
だから先生、手伝って下さい。助けて下さい。
そして、こうしてもらえたら、こんなこともできるよ。と。

…ルールいっぱいの敷地の中で毎日毎日、全力で全身でアピールを続けて3年、
いろんな人を味方につけて、勝ち取ってきたものが沢山あって、

…なんか
『わらぐるま』を引きながら、支援学級担任を後ろにしたがえて校門を出てくる自閉くんを見ただけで、
いろんなことがよぎりました。