▲▼▲▼▲　一方的に語るの大好き　▲▼▲▼▲

楽天で買い物をすると、
数日後に袋、又は箱に入って、それが配達されます。
園芸物だと、必要以上に大きな箱が届きます。
置くところがないので、開梱するまでは玄関に置いています。


先日、小５娘がぼそっと言いました。


娘　「玄関に大きな箱が置いてある度に思い出すことがあんねん」

私　「何を？」

娘　「私が小さかった頃、ああいう大きな箱が届いた時に、
　　　“あ、新しいお母さんが届いたんかな”って、ママが言った事を。」


なんじゃそら――――――――――？？？？？


娘　「あれ、すごい悲しかってん。」


は――――――――――――？？？？？？


…全く身に覚えがないこと、のつもりでしたが、

よーく考えたら、

ありました…(..)


って、
娘に言ったのではなく、詳しい事は忘れましたが
（ここが大人の都合のいいところです）
怒って、自閉くんに、腹立ち紛れに言っていたんでしょう。


おそらく、
“ママは遠くへ行きます”と言うと、騒ぐので、
“新しいお母さんと交代”したら、ご飯作るのも他の事も困らないでしょ、みたいな。

で、タイミング良く、楽天から大きな箱が届いて、
「あ、新しいお母さんかなあ♪」　と。



…なんとも、意地悪なお母さんです。

しかも、それを直接言われていない娘が悲しくなっていたとは。

しかもしかも、それを今頃聞かされるなんて。



…思い出しました。

ウチの母も言っていました。
私に、ではなく、６つ下の弟に。

「言うこと聞かへんかったら、お母さんはアメリカに行くからね」

アメリカ。

とても遠いことは知ってたけど、
ウチにそんなお金がある筈もなく、英語も話せないだろうし、
知り合いもいないだろうから、あれは嘘だ。

と、私は思っていましたが、
当の弟は、泣いて止めにかかっていました。


…こんな、大人にとって、“ちょっとしたこと”で、
子どもって大きく傷ついて、覚えているんですね。。。


今となっては、“新しいお母さんが配達されてきた”発言は、撤回できないけど、

う―――ん。
子どもは見ている。何も言わなくても、感じている。

これは子どもに限らないけど、
口に出すことが全てではないことを忘れてはいけないな…


ああああああ…
自閉くんだって怖い。
言えないだけで、
こういう類いのこと、いくらでも抱えて大きくなってるんだろうな。


今朝、
通学途中に、ケンカになって、
（私が7000系に6000系が連結された電車をちゃんと見てなかった、というもの(-_-;)）
結局そのまま、口をきかずに校門に入って行ってしまった。


大人にとって、どんだけくだらないか、じゃなくって、
子どもにとって、どんだけ大事なことなのか。


まさか、家の中だけにとどめておく筈だった自分の発言を
何年も後に、ここに書くことになろうとは、思いもしなかった(>_<)