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カテゴリ:映画(洋画)
アニメと実写映像を融合したディズニー製作のファンタジー。プリンセス、王子、魔女など、アニメの世界のキャラクターが、現実のニューヨークに現れ、大騒動を繰り広げる。
ストーリー お伽の世界の中で生きるプリンセスのジゼルが、魔女にだまされて現代のニューヨークへ追放されてしまう。見た目もリアルな姿に変わり、御伽噺の常識が通用しない世界に戸惑う彼女は、夢など一切信じない現実的な弁護士ロバートと出会う。 キャスト&スタッフ [監]ケビン・リマ [脚]ビル・ケリー [音]アラン・メンケン [出]エイミー・アダムス パトリック・デンプシー ジェームズ・マースデン スーザン・サランドン ディズニーのおとぎ話映画だから、小さな子供が楽しむものなんて思って観たら大間違い。 これは、大人も充分に楽しめる最強のエンタテーメントでした。 御伽噺の登場人物が、現代のN・Yに紛れ込んで、繰り広げる物語は奇想天外で、ディズニーの優秀なスタッフが綿密に練り上げた高度なテクニック満載の映画でした。 「美女と野獣」「アラジン」のスタッフによる美しいミュージカル・ナンバーが物語を効果的に盛り上げ、「白雪姫」「シンデレラ」「眠れる森の美女」のディズニーの古典的アニメテクニックが、きっちりと土台を固めます。加えて実写版の俳優の個性的な演技が光り、予想外の展開を見せてくれました。 アニメから実写版への切り替わりの鮮やかさ、キレの良さは、お見事! 細部まで気を抜かない丁寧な作りに、感心しっぱなしでした。 ファンタジーお決まりの要素「願えばきっと叶う夢」「永遠の愛」等を、一旦ぶち壊してしまうことで、イメージが大きく裏返ります。夢が壊れ現実と向き合い、御伽噺の自虐ネタが活き、展開が読めなくる巧妙な構成になっていました。 動物のキャラが秀逸!リスのピップの表情や動きが、たまらなく可愛い! 観客すべてが魔法にかけられたような素敵な2時間でした。これは、本当にお勧めです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これ観たいんですよね。先日めざましテレビで(記憶曖昧ですが)、アラン・メンケンのインタビューを交えて紹介していて、それだけで魅了されました。春休み行きたいです~。
(March 15, 2008 11:39:53 PM)
croissant14さん
アラン・メンケンの音楽は、素晴らしく盛り上がり魅了されました。「ファンタジーやおとぎの世界なんて、今更.....」って思ってる夢を忘れたシニカルな大人達への挑戦状のような映画です。これでもかっ!ていう仕掛けたっぷりで、笑えます。 自虐ネタには、ここまでやってしまっていいの?と思いましたが。 是非とも、観てくださいね! croissant14さんのレビュを、楽しみにしています! (March 16, 2008 10:17:07 AM) |
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