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子どもたちの悪さに、ひきつった笑いで堪えることがあります。
私もしばしば頭でっかちになり、「教育者とは」、「私の理念は」、なんて先に考えてしまいます。 シュタイナー教育を中心に幅広く魅力的な活動をされている 「しょうなん 育自の会」の篠 秀夫さんは、冊子「子どもの育ちと大人の育ち」の中でこんなことをおっしゃっています。 ------------------------------------------------------------ 育児書などを読むと、良いお母さん像がいっぱい出てきます。そして、そんなお母さんでないと子どもが大変なことになってしまうかのような錯覚を感じて必死に良いお母さんを演じようとしてしまいます。 するとどうなるか。子どもを知識で見ようとするようになってしまいます。自分の行動を感情ではなく理屈でコントロールするようになってしまいます。そして、子どもがどう感じているかではなく、自分がどれだけ良いお母さんを演じていられるかということばかりが気になってしまうようになってしまうのです。 でも、当の子どもから見たらお母さんの仮面をかぶった透明人間に過ぎないのです。子どもは身体的ふれあいや感情の交流を通して、相手の存在を、そして自分が生きている、受け入れられているということを確認しているのです。ですから、日常的な叱られるとか、ぶたれるということの方が冷めた目で見られるよりはずっと子どもは安心するのです。 ------------------------------------------------------------ 篠さんのこの冊子は珠玉の子育て論だと思います。 全4巻ですが、本人のご承諾を得てから少しずつご紹介したいと思います。 篠秀夫さんのホームページ"
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