カテゴリ:世界がワクワク・ドキドキになる魔法
この世は、ゲームだなあ。 いや、ゲーム以上のゲームだなあ、って思うこのごろです。
ところで、情けないことに、うちの娘(中2)も、ゲームにはまってます。 ゲームをテーマにしたブログまで書いてます。 これが結構、生き生きとした文章を書いているんですねえ。
もちろん、小学生のときは、極力遠ざけていました。 上の二人の子どもは、許しませんでした。 パソコンでの「信長の野望」を許したくらい。 (私が遊んでいた) しかし、ここに来て、ダムの決壊のように 彼女を襲っています。
話は変わりますが ゲームの何が私たちを熱中させるのでしょう。 いろいろ要素はあるでしょうが、 一つには、相互作用にあるのは、間違いないでしょう。 ただ、ながめるんじゃなく、 自分の操作が、影響を与える世界。 そして、その映像で、さらにまた、こちらが影響を受ける。
このフィードバック作用が、人を「のめり込み」に導くんじゃないでしょうか?
だったら、生の人間同士のコミュニケーションこそ、 私たちを、熱中させないんでしょうか? いや、してますよね。 お母さんたちの井戸端会議、 一瞬、我を忘れてません?
そう、そうなんです。 普通の会話は、ゲームに匹敵する楽しさをもっている( はず )なんです。
逆から言えば、いかに、普通のコミュニケーションができてないか、なんです。
学校の授業がどうしてつまらないか? フィードバックが無いからです。
楽しい授業、 自分の発言が、影響力をもっているからです。
普通の授業は、あまりにも、 先生が一方的に、生徒に影響を与えようとしているんですね。
ボクが先生を動かし、授業を作っているならば、 こりゃ、自然に熱中しますよね。
結論、「先生は、生徒から影響受けて、柔軟に変化しなければならない!」 これが、生徒と心が通った状態。 心のチューニングができた状態だと思うんです。
その上で、はじめて、先生は、生徒を指導することができるんです。 どんなに良い放送内容でも、 チューニングが合ってなければ、 聞こえるわけがありません。 すべて、チューニングあってのものです。
芸人は、一方的に話しているようですが、 あきらかに、客席を意識しています。 客に影響を受けています。 同時に、客は、自分たちの笑いが芸人を支え、動かしていることを 実感しています。 自分の笑いが、芸人を変化させ、その変化がまた自分を笑わせる。 その相互作用です。
春です。 眠気ばかり起きる授業は、 いい仕事をしてるとは、言えませんよね。
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