カテゴリ:放射線対策
福島では、学校が核となり、地域の除染がすすめられていることが 報道されています。
しかし、ここ宮城県北部では、 放射線の話をすることすら、タブーになっている学校があります。 心配する保護者は、校長先生から、すっかり嫌われてしまいます。 PTA会長も、とりあってくれません。
しかし、現実に0.5マイクロシーベルトもある地域で、 子どもを通わせる親は、ただ心配をするだけで、 その思いを心の奥にしまいこむだけです。 罪悪感に苛まれながら。 そして、「安全を信じるしかない」となるのです。
都会と違い、田舎では、地域社会の連帯からはみ出したら、生きていけません。 少数の保護者の小さな声だけでは、圧殺されるのは、明らかです。
私は、それでも、それでも、戦って欲しいと思うのですが、 生活基盤や精神的なダメージの犠牲を払ってまで、頑張れとは、 なかなか言えません。
(でも、そんな犠牲を払っても、子どもを守りたいという親の姿を見た子どもは、 幸せだと思います。たとえ経済的に苦しくなったとしても、尊敬を受けるでしょう)
やはり、上に立つ人が、何を大切にしなければならないかの判断力 それを正気を取り戻してもらうしかありません)
農業などの影響といいますが、結局は「金」です。 金銭のために、子どもの安全・命を犠牲にしているのです。
農業団体や、商工会の大人は、声高に、圧力をかけてきますが、 犠牲になる子どもたちは、デモもしません。 陳情もしません。 ただ、大人を信じて、学校に通い、給食を食べるだけです。
今、上に立っている人たちは、 20年後、30年後、本当に今の子どもたちに正面から顔を合わせることができますか? 「いや、とっくにこの世からおさらばだから、関係ない」なんて思ってませんか? 「癌の原因なんて、特定できやしないから、大丈夫だ」 って思ってやしませんか? 「国の方針に従っただけなんで、責任は国や東電にある」 って、思ってやしませんか?
たしかに法律では、罪に問われないかもしれません。 (いや、罪に問われるかもしれませんよ! だって、現行法違反なんですから) そういう自分が、校長やPTA会長で恥ずかしいと思いませんか?
このままでいると、恥辱を後世に残しますよ。 勇気を振り絞って、子どものために立ち上がれば、 尊敬の対象。反対なら、軽蔑どころか、 怨念を背負ってあの世に行かなければなりません。 ああ、恐ろしい!!
確かに、町や、県・国と摩擦が起きるでしょう。 しかし、あなたは、聖職者なのです。 命までは、取られませんから、摩擦は甘受しましょう。
歴史を学んだでしょう。 結局、悪行をした人は、報いを受けるのです。 そうなのです。子どもの立場に立たない教育者は、悪なのです。 冷静に本当の知恵を出してください。 晩節を汚さないでください。
あなたは、この時のために校長先生になったのです。 あなたの指示一つで子どもを救えるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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相澤先生が言うように、PTAとして活動するとか以前に、ひとりの親として不安があるのなら園や学校にそれを伝えておく必要がありますね。…と、思ったのは、娘の幼稚園の園長先生へ対策絵本をプレゼントしに行った折、話の中で、園長先生がこんな意味合いのことをおっしゃったからです。「そもそも放射能をそこまで不安に思ってるご父兄がいるのでしょうか。」
私は思うんですが、たぶん不安でも口に出さない人が多いので、先生サイドへ何も伝わってないんですね。園では、放射能測定器を購入し、毎朝4箇所測定していることも、話をしていて初めて知りました。芋掘りや遠足についてもいろいろとお考えのようでした。園がとってくれている対応や、測定値などがわかれば父兄は安心できるからお便りでお知らせすれば、とお話ししたら、園長先生はそこまで関心のある方がいるのでしょうか、とおっしゃいました。 父兄は、不安に思ってることだけでも先生に伝えておく必要がありますよね。だまってたら何も始まりません。現に、向こうだって、情報を出せずにいたんですもん。 ここまで書いて、逆に不安になってきましたが、放射能を気にしてますという父兄が、本当にいなかったりして。 (2011.09.07 23:31:29)
わたしも、幼稚園に冊子をあげてきましたよ。
比較的意識の高い園です。なんで、私が幼稚園に話をする前に園から毎週の1週間の測定通知が来たり、今年は内部被爆を極力避けるため、室内で運動会の練習をしていますが、運動会当日や直前は外での練習になってしまうのでご了承くださいと通達が来たり、今年の大根抜きや芋ほりなどの収穫行事は中止します。代わりに食育教室を持ちます。となりました。 声を挙げたのはほんの数名のお母さんだったようです。でも、必死だったんだと思います。幼稚園は対応を始めました。 今まで何も言ってなかった私が冊子を持って至ったのは以外だったようですが、放射線担当の先生は「お母さん達が個々人で対策している状況ですよね。これ読んで勉強します。上のものにも渡します。」と受け取りました。 子供を守る勇気を持ちましょう。 (2011.09.08 22:07:31)
こどもを預かっている場所の管理職ともなれば、子供の命が、健康が最優先に考えていると思っていましたが、そのように、子供の事を考えている人は、ほとんどいないとこの頃思っています。危険を感じていても、管理職の先生に目を付けられたくないために目をつぶってしまう人、全く無知な人、先生も、親も含めてですけどね。けれど、私は、気にしてます。その園長に行っておいて下さい。
(2011.09.09 13:49:32)
うさぎさん
ありがとうございます。 少人数でも、ほんのちょっとの心遣いが、子どもたちの運命を変えるんだと思います。 必ず社会情勢は変わります。 だって、発症者が続出するのは、見えてるんですもの。 その時、今何をしてきたのかが、問われるのです。 後悔しない生き方をしましょう。 頑張りましょう。 (2011.09.09 16:36:33)
はじめまして。
小学校での魔法教室以来、ブログを拝見させていただいております。 震災後、うちでは子供に給食の牛乳を飲まないように言っていましたが、担任から 全部完食 と言われその日は飲んだそうです。次の日、家で牛乳を飲まないよう言われていると 担任に伝えたところ 理由を連絡帳に書いてもらって来なさい と言われたそうです。何となくわかるけど とも言ってたそうです。 もともと牛乳は苦手な子です。 飲まない理由をわざわざ連絡しなくてはいけないのでしょうか? 私が気にしすぎなのでしょうか? クラス全員が完食した日はカレンダーにシールを貼るため残したら、誰が何を残したかわかるそうです。 それもどうかと思いますが…。 長文失礼しました。 (2011.09.13 23:34:28)
リムさん
コメントありがとうございます! お世話になりました。 それにしても、何ということでしょう! その担任の指導した記録をしっかり記録しておきましょう。 あとで、抗議をする貴重な資料になります。 正に、憲法違反です。 これは、こと、放射線の問題だけではありません。 教育姿勢の根本的な問題です。 その教師は基本的人権を理解しないまま教壇に立っています。 (2011.09.14 09:11:43) |
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