昨夜、家庭教師で車を運転していたら、
スリップ事故を、三件目撃してしまいました。
今朝も、我が家の前で、追突事故が。
雪道に慣れている私たちですら、こうです。
首都圏では、とんでもないことでしょう。
ツルツルの道路の走り方は、実は、本能と反対の操作をしなければなりません。
どういうことかと、言うと、車が滑って、曲がり始めたら、ブレーキではなく、
加速をする必要があるのです。
ブレーキを踏んでは、コントロールを失うだけなのです。
ほとんどの人は、車をコントロールするのに加速するなんて思いもよらないようですが、
ゆっくりと加速するだけで、コントロールが可能になり、事故を防げることが多いのです。
また、ハンドル操作をする前に、スピードを十分落としておく必要があります。
それも、エンジンブレーキで。
とにかく、ブレーキやハンドル操作で切り抜けるのじゃなくて、
アクセル操作こそが、冬道の王道です。
本能や直感と、科学は違うのです。
すべって、ぶつかりそうな方向に注意を向けてはダメです。
進むべき方向に顔を向けていなければなりません。
これは、何にでも言えそうな気がしますね。