今日の「エール」は考えさせられた。
音楽の道に導いてくれた先生の意見「二兎を追うな」を素直に入れた主人公の決断が
何と、音さんとの別れ。
これを時空を超えて結末がわかっている我々が批判をするのは簡単です。
しかし、当時の主人公の気持ちには到底なれません。
もしも、英国留学で、大成することができたら、
女性を捨ててでも夢を追いかけた決断は、大いなる決断と称えられるものになったかも。
しかし、それにしても、自分の魂の叫びに蓋をして選び取った進路は、
決して実を結ばないだろうと思う。
恩師の意見に耳を傾けるというのは、謙虚な行動です。
しかし、これだけは、人間としての道を外れています。
なぜ、道を誤らせたんだろう?
こんなに一瞬で人間って変わるもんだろうか?
先生に会う前に、小学校に行く前に変心してしまったのだろう。
弟への思い? 母への思い?
結局、本当に大切なものが、試されているのだろう。
理屈ではない心の奥の奥を探られているのだろうと思います。
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Last updated
2020.05.05 11:59:23
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