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カテゴリ:日々の随筆
●今朝・あれこれ(2月11日)
+++++++++++++++++++ 昨日、私のノートパソコンに、ウィルスが 侵入した。ウィルス対策ソフトのおかげで、 難なく処理できたが、それにしても……。 また昨夜、DVDで『イルマーレ』をみた。 頭の中で、そのつど、「これは過去」「これは 未来」と考えなければならなかった。 久々に、頭の中で、心地よい火花を感じた。 +++++++++++++++++++ ●ウィルス メールの中に、「件名:S社からのお知らせ。300GBの外付けハードディスクが、1万2000円から……」というのがあった。 S社というのは、格安のパソコン用ソフトを販売している会社である。私も、15本前後は、利用している。それでそのメールを開いてしまった。 いや、その前にふと、「?」と思ったのは、「Sxxxexx」社の名前が、「SxxxExx」と、一部、大文字になっていたこと。うかつだった。 で、メールを開くと、ホームページ・アドレスが、10個くらい並んでいた。その中のひとつに、「USB高速メモリーを、50%引きで、ご提供」とあった。私は、それをクリックしてみた。が、変化、なし。画面が開かない。「?」「?」……。とたん、フィッシィング・メールとわかった。 「やられた!」と思ったとたん、そのパソコンにインストールしてあったウィルス対策ソフトが起動。ポップアップ画面が出て、「ウィルスを検知しました。しかしご安心ください。感染ファイルは、隔離しました」と。 あぶなかった! そのあと、すぐウィルス・チェック。隔離されたウィルスは、インターネット・エクスプローラのTEMPに入っていることがわかった。即、TEMPの中身を、丸ごと削除。かつ2度目のウィルス・チェックを実行。 2度目のチェックのときには、ファイルごと、ウィルスはきれいに消えていた。 しかしそれにしても……。みなさんも、くれぐれも、ご用心ください。 ● DVD『イルマーレ』 昨夜、夕食後に、DVD『イルマーレ』をみた。おもしろかった。画面ごとに、「これは2004年だ」「これは2006年だ」と、頭の中で、そのつど頭の中の時計を、切り替えながら見た。 DVDは、2004年に住む男と、2006年に住む女の文通から始まる。時空を超えた文通ということになる。 で、最初のうちは、それなりにわかりやすい展開だったが、やがて、どうこうするうちに、それから2年ほど、時間が経過する。2004年に住んでいた男が、2006年を生きるようになる。2006年に住んでいた女が、2008年を生きるようになる。 ……頭の中がゴチャゴチャしてくる。 伏線として、一匹の犬が、過去と未来を行ったりきたりする。さらには、主人公の男が交通事故で死んだり、死ななかったりする。 ……頭の中が、さらにゴチャゴチャしてくる。 過去をいじれば、未来を作りかえることができる。ふつうは、できないということになっているが、このDVDの中では、できることになっている。それをマンションの前の大木が証明する。(このあたりは、描写がていねい。こまかい。) ……などなど。久々に、頭の中で、バチバチと火花がショートするのを感じた。あの『マトリックス』『シックス・センス』を見て以来のことである。 最後は、2006年に、2006年に住む男と、2006年に住む女が、抱きあったところで終わる。(エンディングを話してしまって、ゴメン!) 夜、床についてから、最後のあのシーンは、2006年のことだったのか、それとも、2008年のことだったのかと、考える。私の結論は、2006年のことだったということになるが、このあたりが、少しわかりづらい。 字幕の翻訳が、少し荒すぎるのではないか。星は、★★★★。星が1つ欠けるのは、私はあの女優が、あまり好きではないから。 ●相性 (好き・嫌い)の話を書いたので、ついでに、一言。 昔から、「似たもの夫婦」とか、「似たものどうし」とかいう。性格、心情、目的、態度、好みなどが似ていると、たがいに親しくなりやすいことをいう。 しかし似ているから、相性がよいということにはならない。 たとえば性格にしても、好ましい性格と、好ましくない性格がある。好ましい性格というのは、自分が「よい」と思っている部分をいう。朗らかだとか、明るいとか、あるいは社交的とか、など。好ましくない性格というのは、自分の中に潜む邪悪な部分をいう。ねたみやすいとか、いじけやすいとか、ネチネチとものごとを暗く考えやすいとか、など。 相手が自分と同じ、好ましい性格をもっているわかると、その人との親しみがます。しかしそうでなければ、そうでない。好ましくない性格だと、かえってその人を遠ざけることもある。その人に会うたびに、自分の中に潜む邪悪な性格を見せつけられる思いがするからである。 そこでシュプランガーという学者は、性格を、(1)理論型、(2)経済型、(3)審美型、(4)政治型、(5)社会型、(6)宗教型の6つに分類した。 これらの性格について、同じような性格をもっている人は、たがいに親しくなりやすいということがわかっている。たとえば理論型の人どうし、経済型の人どうし、など。 が、誤解も生じやすい。 自分では「親しい」と思っていても、相手はそうは思っていないというケースも、少なくない。これを心理学の世界では、「類似性の仮想現象」と呼んでいる。わかりやすく言えば、思い込みによる誤解ということになる。 実は、こうした現象は、夫婦の間で、よく見られる。よくある例は、夫のほうが一方的に、「私は妻とは、良好な人間関係にある」と思い込むのが、それ。あるいは「私は、妻とはうまくいっている」「妻は、私をよく理解し、私を尊敬しているはず」「妻は、私という夫と結婚して、幸福なはず」と。 しかし仮想は仮想。崩れるときには、一気に、崩れる。民法が定める離婚事由の中にも、「性格の不一致」というのがある。性格が異なると、たがいに親しくなるのはむずかしい。そういう意味で、毎日、薄氷の上を恐る恐る歩くようにして、生活を維持している夫婦も多いのではないのか。 私たち夫婦も、そうかもしれない。私は、理論型+政治型。ワイフは、社会型+審美型。こう考えてみると、この40年弱の間、よくもまあ、無事、夫婦でいられたものだと思う。 ホント! (はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 性格 性格の一致 相性 類似性 類似性 類似性の仮想現象) Hiroshi Hayashi+++++++++FEB.07+++++++++++はやし浩司 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月11日 10時35分44秒
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