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楽天・日記 by はやし浩司

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2007年03月10日
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カテゴリ:日々の随筆
● 3月x日

++++++++++++++++++

今日、偶然にも、2人の友人に会った。

1人は、H氏。50歳くらい。
もう1人は、N氏、60歳くらい。

本当は年齢を知っているが、あえて
あいまいにしておく。

長いつきあいだ。

別れるとき、N氏とは、今度、いっしょに
食事をすることにした。

H氏には、まだ話していないが、奥さんと
近く、山荘に、来てもらうつもり。

4月に入ったら、連絡しよう。

++++++++++++++++++

●浜名湖1周

 今度、長男と、浜名湖を自転車で一周することにした。「やってみようか?」と声をかけると、「暖かくなったら、いいよ」と。「あまり暑くなってからでもしかたないので、4月にしよう」と言うと、「うん」と。

 浜名湖の周囲には、その浜名湖をぐるりと1周する形で、自転車道が完成している。1度はしてみたいと思っていた。「これがぼくの人生で、最初で最後の思い出になるかもしれない」と、私は言ったら、長男も、そう思ったらしい。意外とあっさりと、同意してくれた。

 が、私は毎日、自転車で体を鍛えている。一周できるだろう。しかし長男は、そうでない。いくら若くても、鍛えていなければ、そうでない。一周は、無理かもしれない。

 ともかくも、楽しみだ。ざっと計算してみると、一周、60~80キロはある。曲がりくねった道だから、道のりは、もっとあるかもしれない。時速10~15キロで走っても、6~8時間はかかる。かなりきつい行程だ。休みながら走れば、何とかなるだろう。

●GOOD NEWS

 それからGOOD NEWS! 今日、三男の就職先が正式に決まった。航空会社のJ社。勤務地は、成田空港だそうだ。今日、昼食をとりながら、ワイフと2人で、静かに乾杯した。

 あとは、いつもどおりの1日。午前中は、O幼稚園で、講演。午後は、仕事。夜は、DVD鑑賞。液晶テレビを買ってから、映画館へは、ほとんど足を運んでいない。それまでは毎週金曜日の夜は、ワイフといつも映画を見に行っていた。金曜日の夜は、満50歳以上は、入場料金が半額になる。

●新年度

 今年も、インターネットを通して、たくさんの生徒が入会してくれた。毎年2月になると、「BWも、今年度でおしまいかな」と思う。が、3月末になると、息を吹きかえす。この20年間、その繰りかえし。それがBW。

 N氏にそのことを話す。体力的にも、そろそろ限界に近づいてきた。無理はできない。とくに今は、精神の安定に心がけている。

●株価暴落

 ところで話は、ぐんと深刻になるが、ここ数日、株価が、全世界的に暴落している。むずかしい理論など、必要ない。アメリカへ行ったことがある人なら、だれでもわかると思うが、こういうこと。

 「どうして、そんなに働きもしないアメリカ人が、こんないい生活ができるのだろう」と。

 一方、中国やインドでは、それが反対になる。東南アジアの国々へ行けば、さらに、それがよくわかる。「どうしてみんな、こんなに一生懸命働いているのに、生活が貧しいのだろう」と。

 この日本について言うなら、どちらかというと、アメリカに近い。全体としてみると、それほど働いていないのに、みな、そこそこに、よい生活をしている。

 つまり世界は、(富)をもつものと、もたないものの間で、不公平が起きている。それが今、世界的な株価の暴落で、調整期に入った(?)。

 日本は、アメリカに近いから、その分だけ、下に落ちるということか。

●韓国のおバカ大統領

 で、問題は韓国だ。あのN大統領が、またまた、おかしなことを言いだした。どうしてあの人は、こうまでものの考え方が、うしろ向きなのだろう。今度は、日本に向かって、「誠意を見せろ」(3月1日)と。天皇や日本の首相が訪韓するたびに、「謝罪しろ」「謝罪しろ」の大合唱。いったい日本は、何度、それも、いつまで謝罪しつづけたら、韓国は気がすむのか。

 要するに、今の日本は、韓国とは、仲よくできないということ。ついでにK国とも。

 目下、その韓国だが、日本との間で、し烈極まりない経済戦争が進行している。まさに「死闘」というにふさわしい。勝つか、負けるか。

 ノー天気なオバチャンたちは、「イー様」「ヨン様」と浮かれている。よい年齢のオバチャンたちだ。そんなオバチャンたちが、(追っかけ)までしている。本当にどうかしている。日本が今、この極東アジアでどんな立場にあるか、それが少しでもわかったら、そんなアホなことはできないはず。(私は、あえて「アホなこと!」と断言するぞ!)

 いいか! この戦争に破れたら、日本の明日はないのだぞ! それがわかっているのかア!

 少し頭が熱くなったので、軽い話をしよう。

●自転車屋

 私は、当然のことながら、自転車に興味がある。実家の稼業は、その自転車屋だった。その自転車だが、少し前まで、1万円の自転車に驚いていたが、最近では、7500円のものまである。7500円だぞ! (私が子どものころでさえ、1万円というのは、破格の値段だった。)

 ところで私がいつも修理を頼んでいる自転車屋だが、どうも、元気がない。毎年、店に並ぶ自転車の数が、どんどんと減っている。店のおやじも、元気がない。近くのショッピングセンターでは、100台とか200台もの自転車を、並べて売っている。値段も、安い。最近では、サービスもよくなった。これでは個人の自転車店には、勝ち目はない。

 では、どうすればよいのか?

(1) 道路沿いの、車のホコリをかぶっているような店では、勝ち目はない。(油で汚れた店も、勝ち目はない。)
(2) 歳をとったおじさんが、セーターを着て仕事をしているような店では、勝ち目はない。(ふだん着で仕事をしている店では、さらに勝ち目はない。) 
(3) 値段があやしげな店では、勝ち目はない。
(4) 自店で、独自のカラー印刷の広告を出せないようでは、勝ち目はない。

 この反対の店にすれば、個人の店でも、生き残ることができる。つまり、それなりのセンスがあり、若い店員が生き生きと仕事をしている。そして雑誌にも、値段が載っているようなメーカー品の自転車を並べている。そんな店なら、勝ち目はある。あとは、高級品で勝負するという方法もあるが、個人の店では、たいてい失敗する、

 ただし、近くに大型のショッピングセンターがないこと。いくらなんでも、近くに大型のショッピングセンターがあったら、勝ち目はない。

 私という素人の商店評論だが、それほど、まちがってはいないと思う。私は子どものころから、先にも書いたように、その自転車屋を見て育った。

●貧乏人vs金持ち

 あまりバカな話ばかり書いていてはいけないので、シメに、少し、有益な話(?)をひとつ。

 金持ちが、それなりの人格者になるのは、当たり前。また人格者のフリをするのは、簡単。しかし貧乏人が、人格者になるのは、むずかしい。人格者のフリをしても、すぐボロがでる。……これは私の意見ではない。論語の中に、そういうようなことが書いてある。

 それを、今、思い出しながら、自分の意見を書き加える。

 ……というより、今日、ワイフとそのことを話題にした。「貧しいと、人間性まで狂ってくるから、いやだね」と。

 たとえば生活が貧しくなると、ひがみやすく、ねたみやすくなる。それ以上に、人を恨みやすくなる。こうしてその人の精神は、少しずつ、蝕(むしば)まれていく。結果として、人格者とは、ほど遠い人間になってしまう。みながみなというわけではないが、そうなる可能性は低くはない。

ワ「生活に余裕がなくなるからね」
私「そうなんだよな。つまるところ、余裕の問題ということになる」と。

 言いかえると、いくら生活が貧しくても、心の余裕さえあれば、自分の人格を保持することができる。みがくこともできる。反対に、いくら生活が豊かでも、心の余裕のない人は、そうでない。高級車に乗って、御殿に住んでいても、人格に疑問符のつく人は、いくらでもいる。

 では、心の余裕とは何か? どうすれば、心に余裕をもつことができるか?

 ひとつの方法として、『運命を受けいれる』というのがある。自分の置かれた立場、境遇、環境を、そのまま受けいれる。不平、不満をもたず、日々に、満足して生きる。

 私がここでいう「運命」というのは、その人をつないでいる、無数の「糸」をいう。家族という糸、親類という糸、地域、社会、国という糸、それに日本人という糸など。私自身の肉体、健康という糸もある。そういう無数の糸が、それぞれの人を、からみながら、その人の生きる道を定めている。それが「運命」ということになる。

 それを先に受けいれてしまう。「何もベンツに乗れなくても、ビッツでじゅうぶんではないか」と。(これは、私自身のことだが……。)

 要するに無理をしないということ。そういう気構えが、心の余裕をつくりだす。

ワ「論語って、すごいことが書いてあるのね」
私「ホント」、……ということで、今朝の雑感は、おしまい。






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最終更新日  2007年03月10日 16時41分00秒
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