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カテゴリ:日々の随筆
●まず疑う
+++++++++++++++ 「疑う」ということは、とても 楽しいこと。 疑うことで、その先に、これまた 別の事実が見えてくる。 たとえば今朝も、こんなニュース があった。 何でも、太陽が2つある惑星が、 現実に存在するというのだ。 +++++++++++++++ まず疑う。たとえば、今朝、ヤフー・ニュースにこんなのがあった。 『地平線に沈む2つの太陽……。こうした状況はSF映画だけでなく、実際に宇宙の数多くの惑星に、出現している可能性が高いことがわかった。 米アリゾナ大などの研究チームが9日までに、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(赤外線天文衛星)を使い、銀河系の連星を観測した成果を、米天文学誌アストロフィジカル・ジャーナルに発表した。 連星とは、近い位置にある2つの恒星が重力で結びつき、互いの周りを回り合っている天体。3つ以上の場合もある。 研究チームは、地球から50~200光年離れた場所にある69の連星を観測し、このうち4割の連星の周囲に、惑星のもとのちりの円盤があることを発見した』と。 連星があることは、すでにわかっていた。連星というのは、2つ、もしくは3つ以上の星が、互いの重力で結びつき、互いのまわりを回りあうという星をいう。 で、このニュースを読んで、「?」とあなたは思っただろうか。どこか、おかしい。私も、あの『スターウォーズ』という映画の中で、2つの太陽が同時に地平線のかなたに沈んでいくシーンを見たことがある。 しかし、どう考えても、おかしい。 連星のまわりに、惑星は、存在しえるのか。もし存在しえたとしても、2つの太陽が同時に、地平線のかなたに夕日として沈んでいくようなことが、ありえるのだろうか。もしそうだとすると、連星とその惑星の位置関係は、どうなるのか。 連星の中に存在する惑星は、常に、連星からの重力の変化に耐えなければならない。もし仮に、2つの太陽が一方向にあったとするなら、その重力に引っ張られて、その惑星は、あっという間に、どちらかの太陽にのみこまれてしまうはず。 それを簡単に図式化すると、つぎのようになる。(・)が惑星。(○)が太陽。 ○ ・ ○ ←この状態なら、惑星は安定する。 ○ ○ ・ ←この状態だと、惑星は、どちらかの太陽にのみこまれてしまう。(2つの太陽の夕日は、この状態でなら、見ることができる。) 仮に、1つの惑星が、1つの太陽のまわりを回り、その太陽に、もうひとつの仲間の太陽があったとする。すると、ここにも書いたように、その惑星は、両方の太陽の重力の影響を受けて、きわめて不安定な動き方をするはず。それに太陽が2つ並べば、気温は、倍になるかも? 私は朝食を食べながら、新聞の折り込みチラシの裏に、いろいろな模式図を描いてみた。が、どうも、よくわからない。 連星に惑星が存在しえるとしても、はたして「地平線に沈む2つの太陽」は、可能なのか? ……ということで、何でも、ものごとは疑ってみる。それは実に楽しいことでもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月09日 09時23分38秒
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